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棋士vsコンピュータの裏側

Xeon169台、676コアの化け物に4種の将棋ソフトを交えて合議させた、超スーパー将棋ワークステーション、とも言うべきだろうか。とんでもないスペックじゃないかこれ。ここまでやって、それでも人間と互角に近いってのも驚きだ。棋士に、何より将棋の奥深さに。

「まるで人間と指しているようだった」というコメントが出た程の『あから2010』。東京大学大学院情報理工学系研究科長、萩谷 昌己氏の挨拶がまた素晴らしい。以下に引用する。これは名言じゃなかろうか。

太古の昔から日本人は自然界のあらゆる事物に人格を見出す民族であり続けています。日本人は機械に対しても寛容であり、機械に人格を感じることさえ普通のことです。このことは、かなたの小惑星から戻って来た人工衛星(人工惑星)に強い愛着を持つことからもよく理解できます。私は、このイベントは決して人間対機械という構図で捉えるべきではなく、今日というこの日は、機械が機械として人間の世界で認められた画期的な日として、歴史に刻まれると思っています。これから、長年に亘って、将棋の世界は、人間が人間として、機械が機械として、入り乱れて戦うという次のステージに入るのではないでしょうか。そのような歴史的な日に立ち会うことができて大変幸せです。人間である清水女流王将にも、機械であるあから2010にも、真剣勝負を期待しております。

さて、次なる対戦相手は誰になるのだろうか。楽しみだ。

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