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2012-08-18
歯が痛い / 『超・殺人事件』を読みました
昨日くらいから歯茎が強烈に痛みだし、立つだけでもフラつくという今年一番の体調不良。何もしてないのに呼吸が乱れている。氷を口に含んで歯痛を抑えるツボを押し続けないとマトモに思考も出来ない状態で、仕方なく布団を敷いてずっと横になっていた。お出掛けでも無いのに、これだけ長時間ネットに繋がっていないのは久々だ。
痛みがやや和らいできた所で、する事も無くなり久々に読書をする。東野圭吾著『超・殺人事件』。以前Amazonで購入した短編集なのだが、時間が無くて読む暇が無く積んだままだったのだ。早速読み始めたのだが、まあシニカル。声を上げて笑った。今まで読んだ東野圭吾の小説はどれも生々しくて、現実に叩きのめされるような感じがあったけど、こんな作風でも書けるとは。この本、メチャクチャ面白いけど、それと同じくらい黒い。ずっと笑ってて、ふと我に返って、ジワッと何が這い登ってくる感じ。さっきまで笑ってたのに、今は真顔。
どの話もホントに良く出来てるんだけども、その中でも僕は、『超犯人当て小説殺人事件(問題篇・解決篇)』が一番グッと来た。たった50ページでこれだけ上手く二転三転させられるとは。サクッと短時間で読み終えられるので、気軽に読んで僕と同じ気持ちになって頂ければ幸いだ。
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著者インタビュー 東野圭吾 もう二度とこんな本は書けない(新潮社)
http://www.shinchosha.co.jp/shinkan/nami/shoseki/602649.html
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