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音楽 Archive

久々にピアノ三昧 / Autumn Leaves – Bill Evans

夜にジャズバーへ行くという事で、延々と練習。結局まだ譜読みは出来ていないが、コードや和音に対する理解は少しずつ深まっている。ほんの少しずつだが。歌い回しにも色々気を付けられるようになってきている。後は左手のバッキングがビビらなければ、それなりなのだが。今日は久々に3時間もピアノを叩いた。そう言えば『枯葉』のシーズンでございますね。

20時よりジャズバー、ライブをやっていたので聴き入る。映画音楽特集という事で、普段聴きなれないカントリーなんかもあって楽しかった。バイオリニストのYちゃんとベーシストのA君がコスプレしていたのに笑った。でもやっぱ上手いわ、うーん。

セッションの方は曲数こそ少なかったが、それなりにそれなりだった。どうもメインで回していくよりバックに回っているほうが性に合っているというか、気楽と言うか。バックを先にやると、気分的に落ち着くようだ。『All of me』なんかは悪くなかったと思う。

音楽が国境を越え過ぎた

短縮アドレスとTwitterの文字制限が生んだ、奇跡的な悲劇(喜劇)。涙が出るほど笑った。演奏も格好も、相当キてる。ニコ動では有名人だそうで、名をH.J.Freaksさんと言う。プロのベーシスト(変態)だ。恐ろしく上手い。折角なので大人し目の格好をしている動画を一つ紹介。どうしてああなった。

平沢師匠、世界を惑わす


世界中の人々を洗脳し続け、JASRACやDRM、音楽業界にケンカを売り続ける稀代のテクノアーティスト・平沢進。概ね国内と同じような反応で笑った。良い意味で万国共通だ。

以前にも氏のインタビュー記事を紹介したのだが、その記事に続きがあった。これがかなり興味深い。インターネットという武器を手に、音楽業界と互角以上に渡り合う氏の話はとても鋭い。でも、当たり前の話なのだ、これは。

平沢進が語る、音楽の新しいスタンダード(ASCII.jp)
http://ascii.jp/elem/000/000/484/484998/

Monty Alexander – Satin Doll

何度聴いたか解らない、ジャマイカ出身ピアニスト、Monty Alexanderの『Satin Doll』。これ、映像もあったのか。滅茶苦茶嬉しい。総じて音量が小さめなのが残念だが、この緩急の付き具合、盛り上がり具合はどうだ。良いなあ、楽し過ぎる。

にげる なぐる さとる


ファミコン世代の人ならば、結構ゾクゾクくると思う般若心経アレンジ。水色コメントが秀逸で、解る人ならばその出来の良さに驚く筈だ。

PTA ~光のネットワーク~ – UNICORN

これ、高校生の頃だったかなあ、最初に聴いたの。何かこれだけ気色が違うなあと思ってたら、TM NETWORKの『Self Control』のオマージュだったらしい。言われて初めて気付いた。タイトルの『ネットワーク』もこれに絡んでいるらしい。なるほど。

当時はそれほど好きでもなかったこの曲だが、改めてこうやって聴くとグッと来る。より洗練されたアレンジに、ラップまでついてるし、演出も素晴らしい。とても40~50代とは思えないパフォーマンスだ。UNICORNはいつまでたってもUNICORNなんだなあと感じさせられた。このライブ、絶対楽しかっただろうなあ。

腰地獄 – 生殺し編

腰の状態は芳しくない。早いとこ何とかしたいので、今日は仕事を早めに終わらせて、按摩師のN宅へ向かう事にした。どうでも良いが、事務所を出た途端土砂降りとはどういう事か。特にこんな状態の悪い時に。

家にお邪魔すると、ちょうど阪神が負ける所がテレビに映し出されていた。大型REGZAで見る敗戦はことの外虚しい。と、そこへ謎のBGMが流れてきた。

耳を疑った。クレモンティーヌというフランス人のアーティストらしいが、『はじめてのチュウ』がマジもんのボッサになっている。続けざまに聴かされた『バカボンメドレー』の、まあ何というクオリティの高さ。他の曲も全部、とんでもない完成度のアレンジ。コード展開がバリバリのジャズだ。アニメンティーヌというアルバムらしい。買う。

その後、何故か『エヴァンゲリヲン 破』と『サマーウォーズ』を中途半端に見せられるという生殺しに合う。特に『サマーウォーズ』は良いシーンを見させられながら激痛マッサージという、拷問のような状態に。やめてー再生止めてーやめてー。

音楽の衰退

昔はこういうイベントに憧れたりしたものだが、これも時代か。90年代に盛り上がったものって、総じて加熱し過ぎて枯渇しちゃったイメージがある。単純にバブルだったという話もあるとは思うが、そのイメージを引きずったまんまだからこうなるんだろうなあ。

コメントの中にもあったけど、CDが売れてないのは違法ダウンロードのせいだとしたら、音楽イベントに客が入らないのは何故なのか。答えは恐らく、『商業音楽』だろう。音楽自体に興味を無くさせたのは、音楽業界のせいだと思う。周りでも、音楽を聴かない人が驚くくらい増えている。真面目に音楽やってる人が本当に気の毒だ。

Chelsea Bridge / Tommy Flanagan

2曲入りなのだが、3:23からがChelsea Bridgeだ。レッスン時代の悪夢とも言うべき曲で、初心者にとっては反り返った断崖絶壁以外の何物でもなかった。曲自体は最高にカッコ良いのだが、こんな高いハードルどうやって越えろというのか、というのが当時の偽らざる気持ちだった。大体この頃、僕はツーファイブすらアドリブ出来なかったのに。

今改めて聴いてみると、本当に良く出来たアドリブだと思う。緩急の付き方、自然な倍速フレーズへの移行、劇的な展開。やっぱこれも耳コピせにゃあならんなあ。Tommy Flanaganは偉大だ。

『採集』のラップアレンジ


ラーメンズ第12回公演『ATOM』より、『採集』のラップに音や映像を合わせた逸品。見た事がある人なら笑うだろうし、見た事のない人はYoutubeなんかで『ラーメンズ 採集』と検索すると良いと思う。きっと僕と同じ気持ちになれるだろう。夜中に一人で見る事をお勧めする。

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