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時事 Archive

スネ夫が自慢話をするときに流れている曲(フル)

ネットニュースで見つけてから、ずっとこの曲がループしている。

個人的にはこの曲が毎回流れていた時代のドラえもんが一番好きだった。今ではちょっとヤバいくらいの表現もあったりしたし、シニカルさもあって本当に面白かったと思う。曲もこの時代が一番味があった。

改めてこの曲を聴くと、バックで流れている音がアナログシンセだという事に気付かされた。意外に構成がゴージャスなのだ。ドラえもんという作品は、色んなものに恵まれた奇跡の作品だと思う。

この曲繋がりで、『藤子・F・不二夫大全集』なるものが最近発刊された事を知った。正直ちょっと欲しい。

甲子園の魔物

高校野球決勝戦。9回表、4-10、2アウト、ランナー無し。恐らく次が最後のバッターだろう。

ああこれで今年の夏も終わりか、と思いながら画面を見つめていた。そりゃあここから追いついてくれれば最高に面白いが、その確率は恐らく天文学的な数字になる。ましてや相手は堅守の中京大中京。日本文理はここまでガッチリ押さえ込まれてきた。三振して地に膝を着くか、ファーストにヘッドスライディングしたまま立ち上がらないか。最後はあっけないもんだろう、そう思っていた。

6球目、僕が最後になると予測していたバッターは四球で出塁した。という事は、次の打者で終わりか。4球目に盗塁、2アウト二塁。出塁した以上、積極的に次の塁を狙うのは当たり前だが、何とも言えない気分になった。

ところが、このバッターはファールで粘った挙句、9球目をセンターへ弾き返した。タイムリーツーベースで1点返して5-10。次の打者もファールで粘って、7球目をライトを深々と破る三塁打。更に1点を返す。6-10。球場の雰囲気が一変した。

まだ4点差もあるが、観客の「まさか」「いやひょっとして」という声が聞こえてきそうなくらい、日本文理への期待が高まっているのが伝わってくる。そして3球目、放たれたボールはバッターの腰へ。死球。観客から凄まじいどよめきが起こった。

ピッチャーが変わる。甲子園には付き物の『あと一球』コールが起こらない。次のバッターも2ストライクまで追い込んだのに、ファールで粘られ、8球目に四球。2死満塁。迎えたバッターは、今日10失点の6番ピッチャー伊藤。もし一発が出れば同点。あの『代打北川』を思い出させる、マンガを超える展開になった。伊藤は3球目を強振、三遊間を抜ける2点タイムリー。8-10。観客が総立ちになった。

恐らく、両校ナインだけではなく、観客も一生忘れる事が出来ない心理状態になったと思う。攻める日本文理側には一切の恐れが無く、きっと各打者は『俺らは出来る』という、道理や理屈を通り越して悟ったような状態になっていただろう。逆に守る中京大中京側には、想像を絶する恐怖感が生まれていた筈だ。本当にあと一つアウトが取れるのか。もし自分が落球したら。もし自分が送球を誤ったら。果たしてこの試合、追い詰められたのはどちらの高校か。

ここで代打が送られる。変わったバッターは何と初球攻撃でレフトへタイムリー。9-10。甲子園が爆ぜた。実況も興奮し過ぎて、一体何がどうなっているのか解らない。日本文理の応援団が狂喜乱舞している。ピッチャーマウンドから見えるのは、恐らくキャッチャーではなく、地獄だ。甲子園の魔物は、ずっとそこで牙を剥き続けている。

高校野球決勝戦。9回表、9-10、2アウト、ランナー1、3塁。ワンヒットで同点、長打なら逆転。

まさに火の出る当たりだった。バッター若林が弾き返した2球目のストレートは、たまたまそこを守っていたサードのミットに吸い込まれた。私見だが、本当にたまたまだったと思う。ゲームセット、9-10。6点差の2アウトランナー無しから5得点。誰がこんな筋書きを書けるというのか。ゲームセットのその瞬間まで、甲子園の魔物は中京大中京に牙を剥いていた。最後の最後で勝負を分けたのは、『偶然』なのだと思う。

中京大中京のエース、堂林は泣いていた。ヒーローインタビューで己の不甲斐無さを謝った。恐らく感謝や感動の涙では無い。想像を絶する恐怖から解放された涙なのだと思う。対照的に日本文理ナインは誰一人泣く事も無く、胸を張って笑顔でスタンドに一礼した。このシーンだけを見ていれば、一体どっちの学校が勝ったのか解らない位だ。その自信溢れる姿を見て、僕は鳥肌が止まらなくなった。

その後僕は外出したのだが、先程のシーンが何度もフラッシュバックして鳥肌が止まなくなっていた。今日の試合を生で見られた人は本当にラッキーだ。毎年毎年高校野球は見ているが、今年の決勝ほど面白い試合は無かったと思う(マーくんvsハンカチ王子よりも興奮した)。さてさて、来年はどんな試合を見せてくれるのか。命ある限り、高校野球は見逃すまいと思った。

五山の送り火

右の大文字。何か一箇所欠けかかっていた気が。

妙と法。まさかこれで一つとカウントするとは…

舟と左大文字。舟の下のほうは、何かが邪魔をしていて見えない。

お世話になっているジャズバーのママさんより、五山の送り火が一望出来る秘密の場所を教えてもらった。と言っても、とあるビルの屋上なのだが。

点火ギリギリのタイミングで屋上に上がると、そこは人で一杯。よく見たら、そこら中のビルの屋上も人で一杯になっていた。この辺りに住んでいる人は良いなあと思っているうちに点火が進み、全ての送り火が揃った。正直な話、一度に全ての送り火を目にしたのは、これが初めてだ。昨年無くなった父方の祖母の為、手を合わせた。

それにしても、あちこちでフラッシュの光が起こって風情も何も無い。知らない人が多いようだが、市販品のフラッシュの有効範囲は1~2mで、それ以上遠い所に向かってフラッシュを焚いても何の意味も無い。

帰宅後、自信満々にカメラの画像を父に見せると、「鳥居はどうした?」と聞かれて、あれ?と思った。五つ写真を撮れたから満足して屋上を後にしたのだが、聞けば『妙』『法』は一つとカウントするらしい。「お前京都に何年住んどるんや?」とのお言葉、弁解の余地も無い。

折りたたみ自転車が欲しい

これは欲しい。一方通行の多い京都市内においては、原チャと自転車は様々な場面で良い勝負になると思う。ここまで小さく出来るのなら、電車での持ち運びも気軽に行えそうだ。問題は価格か。

教え子の逆襲

以前に演劇指導していた生徒(?)からメールが来た。当時確か小6だったと思うのだが、今や高2でソフトボール部の副キャプテンだそうだ。今度ガチでキャッチボールする事になったので、出来るだけ頑張る。負けるかもしれない。多分負ける。何にせよ、元気にやっているという便りは嬉しいものだ。

ソフトボールと言えば上野由岐子選手だが、所属チームである『ルネサス』というのが半導体を作っているメーカーだというのをさっき知った(NIKKEI NET)。各企業スポーツチームの運営は苦しいと思うが、どうにか続けて欲しいと思う。

LA-MULANAがWiiwareに

たまたまニコニコ動画で『LA-MULANA』を見たのがキッカケで、久しぶりにNIGOROのサイトへ行ってみたらとんでもない事になっていた。どうも今日発表があったらしく、驚き過ぎて笑いが止まらない。

『LA-MULANA』というのはフリーのアクションRPGゲームなのだが、かなり特殊なフォーマットを採用している。僕が幼少の頃に愛用していたMSXというマシン環境を模して作られたゲームなのだ。色は16色しか使えない上に制約があり、スプライト(キャラクタ)も音も相当貧弱。一部の機能を除けば、ファミコンより悲惨な環境を誇る8ビットマシンだったのだが、未だに熱烈な信者が居たりする。かく言う僕も、その一人だ。

このゲームが発表された当時、僕はピアノでとんでもないスランプに陥っていた事もあり、逃避するかの如くこのゲームに没頭した。昔のゲームと同じような強烈で難易度の高い謎解き(ヒントがかなり少ない)に、攻略サイトで必死に情報交換を行うユーザー。面白い事に、誰もが答えを口にせず、ヒントだけを伝え合っていた。恐らく、『自力で解く』という当時の苦労と喜びを知っている人間ばかりが集まったせいだろう。

それにしても、洞窟物語に続いてLA-MULANAまでもがコンシューマに移植されるとは。どちらも僕に縁深い作品なので、とても嬉しい。

余談だが、このLA-MULANA、隠された最後の秘宝が悶絶する程凄い。

自転車ネタを2つ

面白そうな交通機関や手段にはよく食いつくのだが、これを交通機関に取り入れるのはちょっと無理がありそう。でも面白そう。エコなジェットコースターとして売り出せば、かなり人気が出そうな気がする。問題は体力切れか。動画を見るだけでもかなり爽快。

エネループによる電動アシスト自転車、しかも折りたたみ。正直かなり欲しい。原チャで動きづらい一方通行だらけの場所で威力を発揮しそうだ。あと、車に積んでおくのにも向いている。モトコンポみたいな原チャでも販売されない限り、車載に一番向いている二輪だと思う。良いぞSANYO、頑張れSANYO。

恐るべき10歳

昔からクラスに一人くらいは電子工作に長けたヤツが居て、AMラジオやお風呂の水張り探知機みたいなものを見せてもらっては羨ましがっていたものだ。だが、これはちょっとレベルが違う。10歳の女の子が自律型ロボットの設計やCAD、プログラミングをやっている。記事や写真がとてもシュール。ご飯よりもプログラミング調整を優先する辺りにエンジニア魂を見た。こんな子が近所に居たら、さぞかし楽しいだろうなあ。

超高速イチロー

珍しくNHKでメジャーリーグをやっていたので観戦していたら、イチローが内野安打→二盗→初球三盗→初球タイムリーで生還して噴いた。やりたい放題過ぎる。月間打率4割オーバーというのもどうかしてる。あと、やっぱりメジャーの守備は甘い。たまに引くプレイを見かける。

イノベーションを目の当たりにする

これは凄い。ショッキングな技術だ。理屈は簡単なのだが、効果が絶大過ぎる。技術が理解出来なくても、掲載されている写真を見ればその凄さが一発で解る。Flickrのような、様々な共有サイトが、とんでもないイノベーションを起こす好例だと思う。これが家でも使えるようになったら、仕事効率が劇的に変わるだろう。正直早く使いたくて仕方が無い。

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