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日常 Archive

けもののむれに おそわれた

そういやしばらく猫に会いに行ってないな、と思い散歩に出掛ける。ちょくちょく前を通った時には見かけているので元気にしているとは思うが、さてはて…お、居た居た。いつもは橋の南北に分かれて一匹ずつ佇んでるんやけど、珍しいな二匹並んでるのは。

ちょっと待て。誰だ貴様。この橋の下、いつも二匹しか居らん筈やのに。我が物顔で、もう一匹増えとる。

取り敢えずいつもの様に、橋のすぐ側にある石段に座る。すぐさま猫たちが立ち上がり、こっちに向かってやって来る。意外な事に、最初に来たのは新参者だった。まあ何ちゅう目つきの悪さ。舌なめずりまでして、これは完全に僕狙われてますわ。

続いてやって来たのは、いつもの猫。相変わらず鋭い眼光だ。新参者がチンピラなら、こちらは若頭と言った所か。僕はこいつの眼光が大好きだ。躊躇なく人の膝上に載ってくる所も大好きだ。

両手に猫。撮影するのメチャクチャ大変。片方撮っては片方撫でて。カメラを持ちかえては撮影して。ホントは両方同時に撫でてやりたいんだけど、なかなかに難しい。撮影を諦めて両手で撫でていたら、若頭のほうがスクッと立ち上がって鴨川の方へ歩いていった。しまった、新参者との二股に愛想を尽かしたか。仕方なかったんや。そら両手に毛玉があったら、触るやろう?我慢出来るほどワシは強うない。仕方なかったんや。

しかしまあこの新参者、全く動じない。慣れ撫でている。恐らく今までもそうやって無防備なふりをして、数々の人間をたぶらかしてきたんやろうこいつめこいつめ。くそー若頭も触りたいが、二兎を追うものとも言うし。しばらくはこの状態で我慢するか。

しばらくして。鴨川で遊び飽きたのか、若頭がこちらに向けてガンを飛ばしてきた。チャンスだ。軽く手招きをすると、一直線にこっちへ向かってくるではないか。その眼光、足取りたるや、「可愛がったるけえのお」と言わんばかりである。この後一体、僕はどうなってしまうのか。

どうしてこうなった。若頭が膝の上に載ってきた直後、新参者まで一緒に膝の上へ上がってきたのだ。あまりの出来事に、ちょっと声が出た。重いって。散歩してる人、みんな見てるって。仕方なく晒し者状態で猫を撫で続ける。幸い両手は空いてるから撮影は出来るけど、これいつも以上に腹筋を使うぞ。

そして僕の苦闘ぶりを全く気に留めない最後の一匹。親分、とでも呼んでおこうか。この猫たちと出会って3年近くになるが、一度たりとも近寄ってきたことが無い孤高の存在である。まあこの状況で上に載られたら、流石に悲鳴を上げざるを得ないわけだけども。ここの河原、下手な猫カフェより断然接客が上手いぞ。撫でてても全く嫌がらないし。それでは最後に、Nikon D7000の原寸大パワーをお見せして猫天国からお別れです。有難う御座いました。

事務所に帰ってtwitterで報告したら、色んな人から「うらやま死刑」って言われた。僕、被害者ッスよ。ぐへへ。

寝転んだ身体を動かせませんでした

ウチの兄(と言う名の何か)がついに173cm/91kgになったそうで、そろそろ本当に何処かへ埋めに行かないと我が家のエンゲル係数がストレスでマッハなので重機レンタルサイトを眺めている。この体型で、何でフルマラソン走れるんや。

ハワイのNさんと串焼きのNさん

ハワイのNさん、間もなくオープン。しかし、まだPC類の準備が出来ていないとの事で、現地に赴いて色々アドバイスをする事になった。一通り機材の揃った店内、確かにあと少しでオープン出来そうな感じだ。

「3万まででPCって用意出来ますか?」なんて、一昔前だったら笑われてしまうような質問なのだが、今のご時世2万台でもちゃんとしたノートPCが買える。流石にCore iシリーズではないけれど、これに2G~4Gのメモリでも増設しておけば、事務メインなら当分は戦える(オフィスはOooやGoogleドキュメントで)。つくづく恐ろしい時代になったもんだ。

と、そこへ偶然串焼きのNさんがやって来た。「やってますね」と笑顔で挨拶。仕込み前の僅かな時間を縫って、お店から駆け付けてくれたそうだ。しばしここの改装話で盛り上がる。按摩師のKさんやバーテンダーのKさん、アクセサリのOさん、ネイリストのMさん、ドイツのSさんたちも含めて、僕らは全員、創業セミナーの同期生だ。どうやら僕らの年度はかなり創業率が高いらしいのだが、これで晴れてハワイのNさんも創業者となる。

仕込みがあるので、と挨拶をして帰っていった串焼きのNさんとほぼ入れ違いに、今度はこの建物を紹介してくれたという不動産屋H社のAさんが来訪された。「オーナーさんがね、この店はいつオープンなんですかって気にしてはるんですよ」と笑うAさん。「スンマセン流動的で…」とNさん。建物の裏話なんかを沢山聞かせて貰った。いやはや、改めてワイルドだ。ネット周りの話も出来たので、僕はここでお暇させて貰った。

その後、串焼きのNさんの店で不調のPCを診て、珈琲を頂いて、偏食をDisられて帰還。Nさんの相方である調理師のTさんには、「そもそも唾液が出る食品ってのは、刺激物なんですよ。唾液で緩和させてるんです、つまり毒物ですよ。宮澤さんはそれを避けてるんやから、優れた人間なんです」と誉められた。それはそれで、どうなんですか。

再びゴールデンラッキーを手にする

人を選ぶ漫画、というのは数あれど、これほどまでに強烈に人を選ぶ漫画はそうそう無い。『ゴールデンラッキー』完全版。二度目の購入。数年前に一度全部買ったのだが、東京に嫁いでいったAnaに全部貸したまんまになっている(忘れてた)。たまたま先日、渡米のMさんと話をしていた時に思い出してネタを探して見たらバカ受けしたので、また購入する事に。

久し振りに読んでみたけど、やっぱり狂ってる。常人の発想じゃない。でも、それが面白い。手の届くところから、もう2、3歩向こう側にある笑い。ギリギリのギリギリ。こういうセンスを持ってる人を尊敬する。気になる人は事務所で読めるので、遊びに来て頂ければ。90年代のマンガで絵柄は古いけど、ネタは古いとか新しいとか、そういう範疇に無い。

そこにはヒョウ柄と真紫の人が

久々にストリートのYちゃんと会ってきた。Yちゃんは大阪在住のストリートダンサーで、舞台やテレビにもちょくちょく出ているホンモノのダンサーさんだ。最近では京都にまでダンスを教えに来ているとの事で、レッスン後にお茶をする事に。まー見事に紫でヒョウ柄でした。前より磨きがかかっとるな。長身でスタイルが良いのもあるやろうけど、こんなにヒョウ柄似あう人も珍しい。あ、見た目は派手ですが、Yちゃんは超クソマジメ人間です。

席に着くなり、iPadを広げてササッと写真や映像を見せてくれるYちゃん。おおー、素晴らしい。以前、Yちゃんがレッスン用にノートPCを買おうか悩んでいた時にiPadを勧めたんやけども、ものの見事に使いこなしている。特にレッスンや発表会でその威力を発揮しているようで、撮ったその場でみんなに見せたりネットに公開出来るのが最高だと。他のアプリもサササッと繰り出すYちゃん。PCの時よりずっと軽快だ。なるほど、向いてる。

その後、個人事業主についてのアレコレについて、二人でエラい話し込んだ。お互い同じ時期に同じ悩みを抱えて脱サラしているので、ブンブン首を振りながら話をしている。それにしてもYちゃん、この3年で立派に身を立てたなあ。僕なんかはまだまだフラフラしてて、Yちゃんが眩しく見える。近々、ダンサーのMさんを交えて酒でもという話になった。楽しみやけれど、絶対喉が枯れる。

擦り込まれた80年代


PC-6001用ソフト『ルナシティSOS』をDSiのプチコンMkIIに勝手に移植してアーケードっぽくしたという作品。僕にとっては何もかもがストライク。時折鳴るジングがまた素晴らしい。特に、フレーズがプツッと途切れるのが。ただ、スコア表示なんかで回転命令を使ってるのだけが残念。出来れば回転してるドット絵も描いて欲しかったなあ。これ、デジカメで録画してるせいで余計にレトロ感がある。音の響き方なんか、昔のゲーセンそのまんまやん。下の動画は、原作であるPC-6001版。


2000年頃まではゲーセンでバイトをしていて、色んなゲームを触って楽しんできたけれども、それでもやっぱり一番好きなのは80年代のゲームだ。例えばゲーセンへ行った時、目の前に最新のゲームとこのゲームが並んでいたとしたら、僕は無意識にこのゲームにコインを投入していると思う。もう、魂にまで擦り込まれてるんだと思う。

僕にどうしろと

久々に怒髪天。何故、全員先走りする。何故、協議しない。

1年前の日記を付ける

何となくずっと書きそびれていた、2011年11月4日の日記を書き終えた。イベント『洞窟のウラガワ』の次の日で、僕とA君の単なる観光日記みたいになってるんだけども、宜しければどうぞ。写真を見ながら書いていったんだけども、案外しっかり覚えているもんだ。あれからまだ1年しか経ってないのか。そう思うと、この1年は濃厚だったと思う。あの日から、ちょっと人生変わったもんなあ。

これ、ウィルスじゃない

先日、染織のTさんの個展で知り合った、七宝のNさんがPCを抱えて来訪された。PCの調子がおかしくなったので、見て欲しいんですとの事だったのだが、「デスクトップですが持って行きます」との事。大丈夫ですか、と現物を見て納得。VAIOのVGC-LB93S、ほとんどノートPCなデスクトップマシンだ。

症状としては、取り敢えず普通に立ち上がるんだけれども、勝手にウィンドウが開いたりして作業がマトモに出来ないとの事。聞いただけだと、何らかポップアップでマシンを乗っ取るタイプのウィルスかなと思ったんだけれども、何か様子がおかしい。デスクトップが穏やか過ぎる。特に変わったソフトも入っていないようだし、そもそもあまり使用頻度も高くないとの事。うーん、何じゃこりゃ…とマウスを動かした時に違和感を感じた。突然、IEが立ち上がったのだ。でも表示されるのは、通常のホームページ。はて。

何となく、ウィルスじゃないような気がしてきた。取り敢えずコントロールパネルから色々調べに行くか、と思った時にハッと気付く。何も触れていないのに、突然左クリックされたと判定されて、マウスポインタの下にあったアプリが起動したのだ。ひょっとして、ハードの故障で勝手にクリックされた?と思って他のアイコンでテスト。うわ、1秒に1回くらいの周期で勝手に左クリックがオン・オフされとる。何じゃこれ。チャタリング(接触不良による意図せぬ二度押し)が起こったみたいになった所を見ると、一番怪しいのはマウスだ。取り外して、僕のPCで動作チェック。特に問題は見当たらない。とすると、ひょっとして、この備え付けのタッチパッドか。

キーボードショートカットによるタッチパッドの無効化が出来ず、仕方なく不定期に左クリックをしてしまうマウスカーソルを必死で操り、コントロールパネルからマウスの設定へと向かう僕。デバイスマネージャで殺すという手もあるけども、下手に他のものをクリックして無効化したらシャレにならんのでこっちを選んだ。どうにか設定画面に到達するも、ここでも無効化が出来ない。えええ。仕方なく、タッチパッドの左クリックだけを無効化した。結果、勝手に左クリックは治まった。やってくれたなvaio。こんな変な症状と出会うのは初めてだ。

その他にも、何故かノートン360が無効化されていたり、何故かデフラグが一度もかかっていなかったりしたので、取り敢えずお預かりしてチェックする事に。折角なので沢山お話もさせて貰って、ウチのお店の紹介もして、Nさんは帰られた。後はお任せください。

実はこのPCの修理中に、いつの間にか帰国していたドイツのSさんがウチの店に突如来訪、あまりの事に慌てふためいた。あまりお話が出来ず申し訳ないです、長期間帰られているとの事なので、是非またご来店を。

憧れの文字記号

この動画を見て憧れを覚えた。僕よりも更に5年くらい前にPCを触っていた人達が見ていた画面だ。表示されているのは全て『文字(記号)』で、その組み合わせでキャラクターを表現している。当然動きはガクガクなのだが、それが良いのだ。作者は女子高生プログラマー、高橋はるみさん。この時代に女子高生がプログラミングしてるだけでも相当レアなのに、書籍を出すにまで至ってるというのが素晴らしい。この時代のPCも触りたかったなあ。

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