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日常 Archive

ようやく綺麗な紅葉を

同志社のすぐ上にある相国寺で良い紅葉が見られる、という情報が絵描きのS君より寄せられたのでチャリチャリ自転車を漕いで行ってきた。結論から言うとメチャクチャ良かった。大き目の紅葉が何本かあって、そのどれもが美しい赤や橙に染まっていたのだ。今年まだマトモな紅葉に当たっていなかった僕、一心不乱に撮影する。

また、相国寺はイチョウも見頃になっていた。景色自体も非常に良く、木漏れ日が更に雰囲気を醸し出している。嬉しくなってバッシャバッシャ撮影。観光客もそれほど居らず、思う存分楽しまさせて貰った。相国寺の中にも紅葉はありそうだったんだけども、入館料800円の文字に躊躇、おめおめ事務所へ引き下がってきてしまった。まあ、外でも十分綺麗な写真撮れたしね。

ついでに鴨川の主にも会ってきた。今日は親分が居なかったけども、若頭と鉄砲玉が仲良く寄り添っていた。ベンチに座るとすかさず膝上に乗ってきたんだけども、しばらくすると若頭が鉄砲玉を舐めはじめたじゃないですか。下剋上だ。鉄砲玉、ちょっと左目から液が出てる。ちょっと気になるので、また近々様子を見にこよう。

はじめてのF2P

初めに。この日記はケイブの『ドン★パッチン』プレイ日記です。序盤のみとはいえネタバレっぽい部分も多数含まれているのでご注意を。また、確証が無い情報もあるのであんまり鵜呑みにしまいほうが吉です。あくまで個人の感想という事で。

僕はオールドゲーマーである。今でも頭の中は80~90年代のゲームがひしめき合っていて、アタリフォントで喜び、低い解像度に満足し、PSGやFM音源でニヤニヤし、ハンパなリニューアルを遂げたレゲーにキレる生活を送っている。自分の中での最新ゲームと言えばPS1辺りで、それ以降のゲームの話にはとんとついていけない日陰者だ。勿論流行のF2P(フリートゥプレイ:基本無料ゲーム)なんてやった事が無いし、当然モバゲーもグリーもLINEもDMMも入会すらした事が無い。パズドラも艦これもぷよクエもモバマスも、タイトル以上の事は全く把握していないオッサンである。

そんな時代から取り残された僕が、何を思ったかF2Pに手を出した。ケイブの放つスマホ向けシューティングRPG『ドン★パッチン』。パッと見るだけでも種族やら育成要素やら、いかにも最近のゲームらしいニオイがする。正直、腰が引ける。

それでも遊んでみる気になったのは、ケイブがシューティングの老舗だったからだ。今まで幾つかiAppのシューティングを試してきたんだけれども、どれも操作が微妙で楽しめなかった。コントローラで遊ばせてくれと何度思った事か。しかしケイブなら、シューティングの大家であるケイブならこの辺りを何とかしてくれるんじゃないか。あわよくばこれを突破口として、近代的なゲーム(F2P)に歩み寄る事が出来るんじゃないか。そういう淡い期待があったのだ。ちなみに僕、怒首領蜂(1997年の無印)はA-Lで2週目5面まで辿り着いている。今じゃ1周も出来なくなっちゃんだけども。

最初から画面をキャプチャしておけば良かったんだけども、気が回らなかったのここに掲載している画像は再現撮影したものばかりだ。ご了承を。とにかく始めてみることにする。簡単なチュートリアルが表示されるが、敢えて適当に飛ばしながらゲームスタート。どうやら自機は左右にしか動かせないらしい。タップするとオートショット、指を離すとショットを止める。敵を撃つと星やらジュエルやらバンバン降ってくるので片っ端から回収。よく解らんうちにパワーアップ、突如デモが始まってボスにロボットが突撃、ステージクリア。えーと、これで良いのか。

何も解らないままに次のステージに進む。画面の下のほうにあるロボ、タップしたら援護でもしてくれるのかと思ったけどそうではないらしい。これ、色によって何か違うらしいけどそれも解らん。合体とか何とか言ってたけど、特定の組み合わせで何か起こるのか。そもそもコイツらの個体差はどうやって見分けるのか。あとチームって何や。出撃時に勝手に援軍付くんも何や。悩みつつも撃ちまくって、ロボット突撃して、ステージクリア。解らん。

普段だったらこの辺で投げ出すんだけども、今回はそのままプレイを続けている。解らないなりにも気持ち良いのが理由の一つだ。バンバン撃って、バンバン回収して、突撃してクリア。水戸黄門的なテンポの良さが僕を引きとめる。左右移動だけの操作はシンプルで、それでいて繊細だ。敵の攻撃はかなり易しく、序盤だからだろうか弾を撃ってくる事すら稀。取り敢えず、画面のあちこちを気にしながらもう少し続けてみよう。

プレイしてて解ったんだけれども、画面右上にあるFUEL(燃料)ってのが自機の体力らしい。燃料はジワジワと消費しており、被弾時にはガクンと大きく消費する。ボスを倒すと若干の回復アイテムが発生し、ステージクリアで全快するようだ。燃料が尽きたらステージ失敗になるんだろう。じゃあこの、移動画面で表示されてるAPってのは何やろう。燃料と違って回復もしてないように見えるし。ステージを始める度にちょっとずつ減ってないかこれ。

しばらくして、出撃時のSTARTボタンの下に『消費AP』と小さく書かれている事に気が付いた。あー、やっぱり出撃時に消費するモンなんか。という事は、これが足りなくなったら出撃出来ないと。でもこれ、上のゲージには何らかの時間しか書いてない…と思ったら右側に現在値と最大値が書いてあるやん。もうちょっと解りやすく書いて欲しかった。じゃあこの時間は、満タンまで回復するまでの時間って事か?物凄い微量ながら回復してるんか?

謎はまだまだ残っている。ゲーム中の星とジュエルの違いが分からないままだ。星は取り続ける事で星自体がどんどん大きくなっていくので、勲章的な物であると暫定的に理解した。星を取る度パワーアップしてる気がするんだけども、これはジュエルでもパワーアップしてる気がする。ますます違いが解らんぞ。解らないままにゲームを続けて、かなり時間が経ってから星と左端のゲージが連動している事を理解。あー、星を取り続けると、最終的にはロボが突撃するのか。画面が忙しくてゲージまで目が回らんかった。どうやらボスは突撃で無いと倒せないらしい。

じゃあジュエルは何なんやろう。色が付いている所を見るに、ロボと何らか関係がある事は間違い無いんやろうけども。と、ここで出撃時に『有利属性』なるものがある事に気が付いた。なるほど、これに合った色のチームを作って出撃すれば攻撃力が上がるんかな。早速手持ちのロボを一色に揃えてチーム結成(ここではじめてチーム編成を理解)、ステージ開始。あれ、さっきまで全部デカかったジュエルがショボくなってる。ショボいジュエルは取ってもショボいショットしか撃てない。ロボと同じ色のジュエルだけはデカいままだ。あ、これチーム内の色のジュエル以外は取るとパワーダウンするんか。つまり、不要な色のジュエルも避けろと。

この辺りから理解が進んで面白くなってくる。どうやらチーム色のジュエルは取れば取るほど、自機ではなくロボがパワーアップし、ボス戦での突撃ダメージも大きくなるようだ。ジュエルの最大獲得数は1色につき100個(100個取ったらデカい星がバンバン出て来てすぐ突撃させられる)。突撃が終わると自機は星ゲージを使い果たして一番ショボい状態に戻る。チーム色のジュエルが出るまで耐え、取ってからガンガン攻める感じか。なるほどなあ。あれ、そういやこのゲームRPG要素あるって言ってたのに、ボス倒しても全然成長せんよな。どういう事や?

ボスを倒しても成長せんという事は、他に何かある筈…と思って探してみたら、『ロボ』メニューの中に『強化合成』ってのがあるじゃないですか。試しにやってみたら簡単にレベルアップした。そういう事は早よ言うてよ、って僕が説明読んでなかっただけなんだけども。どうやら同じ色、同じロボを合成するとより経験値が高くなるらしい。この時同時に気付いたんだけども、ロボにはN(ノーマル)とR(レア)ってのが居るらしい。援軍でSR(スーパーレア)ってのも見た。ご多聞に漏れず、レア度が高いほうが強いんだろう。しかしまあ、色も種類も解りにくいアイコンやなあ。特に白と青と黄色をよく見間違える。取り敢えず、手持ちのRを積極的に成長させてみようか。

そうこうしているうちに溜め撃ちが出来るようになった。押しっぱなしでショットを撃つこのゲームでどうやって溜めるんかな、と思ったら指を離すんだそうだ。そしたら動けなくなるやん、と思ったけどこれがなかなか絶妙のバランスで。ドンパッチンのザコ敵はスターフォースみたいに編隊→小さい間→編隊→小さい間…という繰り返しで攻めてくるんだけども、この小さい間で溜めておいて出現と同時にぶっ放すというやり方が効果的なのだ。それなら毎回溜め撃ちで良いやん、となりそうなものなんだけども、溜め撃ちは一度使うとオーバーヒートしてしばらく使えなくなる。あと、溜め撃ちで倒した敵は星を落とす。これ重要。

更にステージが進むと、より長時間かけて幅広い弾を撃てる溜め打ちが出てきた。これこそ何に使うんよ、と思ったら案外活躍の場はあったりする。普通のショットでは壊せないバキュラみたいな箱軍団が来た時に使うのだ。この箱、幾つかの列になって襲い掛かってくるんだけども、1列目を無視したら2列目以降に全部撃ち込む事が出来る。溜め撃ちの当たり判定はかなり下のほうまである(自機の斜め下も余裕でカバー)ので、タイミングが良ければ1列目も間に合う。中には今装備している色のジュエルがギッシリ、かなり美味しいので積極的に狙っていきたい。また、ステージ間にしっかり溜めて開幕ぶっぱというのも使える。敵の攻撃を見切って、思い切って溜め続けるのもアツい。

ゲーム中のアイテムについて解った事。嬉しいのはラッシュ。一定時間、ザコがジュエルを落とすUFOばかりになり、どうやら燃料消費も一時的に止まる。一気に大量のジュエルを獲得して突撃させたい。注意点としては、今装備している色以外のジュエルを取るとラッシュがすぐ終わってしまう事。つまり、ラッシュに入る前に装備をチーム色に合わせておかないと損をする訳だ。このラッシュアイテム、一度出現したら取り逃してもすぐまた出て来てくれる気がする。色が合ってない時は無理に取らなくて良いかも。もう一つのアイテムは星×2。しばらくの間、取った星が2倍カウントされるみたいなんだけども…これどうやろう、状況に寄ってはスルーしたほうが良くないか?

だんだん冷静に画面を把握出来るようになり、ザコ編隊はフィーバロンのように早回し出来る事に気が付いた。編隊を全滅させると間が発生して、また次の編隊が出てくる。逆に言えば、画面内に1匹でもザコが残っていれば次の編隊は出て来ない。時間制である本ゲームに置いて、この差の積み重ねはかなり大きい筈だ。逆に溜め撃ちの時間稼ぎの為に、ザコを1匹残すという手も考えられる。またこれとは別に、わざと違う色のロボを1体入れてザコ戦を楽にするという手も思い付いた。2色チームにする事で、パワーアップ出来るジュエルを2倍にするという考え方だ。その分突撃時のダメージは落ちるんだけども。フレンドを違う色にするのでも良い。

ここに来て、ようやくゲーム内で何をすべきかが見えてきた。

  • 赤・青・黄・白・黒一色に染めたチームを1つずつ作る
  • ステージごとに設定された有利属性に合わせて投入
  • チーム色のジュエル集めを最優先、星は多少取りこぼしても気にしない
  • アイテムキャリアーや箱は可能な限り仕留める
  • ラッシュアイテムは積極的に取る(あとちょっとでボスが死ぬ時はスルー)
  • 星×2アイテムはスルーしても良い(あとちょっとでボスが死ぬ時は積極的に取る)
  • 獲得した金やロボ、ガチャチケットなどでチームを強化

序盤はこんな感じで十分立ち回れる。そう、序盤の内は。20面前後から、またガラッと考え方が変わってくるんだけども、この日記ではここまでにしておこう。

最後までほったらかしになっていたフレンド機能。知らん人と勝手につながるんはちょっとなあ、と思って敬遠してたんだけれども、どうやらそういう事ではないらしい。このゲームにおいてのフレンドとはロボの交換などといったものではなく、単に出撃時に1機加わってくれる+こちらから応援する事でAPがちょっと回復+小銭が貰えるだけのものだった。フレンドでなくても誰しか1機加わってくれるんだけども、レア度の高い・レベルの高いフレンドが居るほうが有利な事は間違い無い。また、応援は1日20回(1人1回)まで出来るようで、AP不足の時にとても助かる。応援された方はスタート時のフレンド選択に現れ、ステージ終了後に幾ばくかのお金が貰えるようだ。どっちも得だけど、応援する側のほうが嬉しいよなこれ。フレンドが回復アイテムの様に見えてしまうのが何なんだけども。ちなみに、フレンド検索などの機能は無い。

さて、これで取り敢えずは一通り遊べるようになったと思う。スコアやらトロフィーやら色々あるけれど、それは後回しでも良いだろう。収集、属性、AP、ガチャ…近年では当たり前になったシステムを全く知らない人間が、ゲームを普通に遊べるようになるまでにどれだけ苦労するか。それを試そうと敢えて説明を読まずにプレイしてきたんだけれども、ドンパッチンの場合はマトモに理解して遊べるようになるまで三日かかった。これは長いんだろうか、短いんだろうか。勿論、僕は昔ながらのゲームには慣れているから、その分全くの初心者よりは早いと思うけども。初めてこういったタイプのゲームを触った子供たちは、どれくらいの期間で理解出来るんだろうか。

一つ解った事は、楽しければ解らない事が沢山あっても続けられる、学んでいけるという事。ドンパッチンの作りは非常に丁寧で、理解が進めば進むほどに新鮮な発見がある良質のゲームだと思う。こと、シューティング部分に関しては徹底してストレスを無くす努力が見られる。逆に言えば、これくらい徹底されていなければ遊び続けることは無かっただろう。世で人気のF2Pは、この辺りに特に気を使ってるんやろうなと思わされた。

  • 1プレイ3~5分程度の気軽さ
  • 指一本だけで出来るバリエーション豊かな動き(敢えての左右移動・2段階の溜め撃ち)
  • ジュエルを100個集める楽しさ
  • 敵弾よりもジュエルを増やして避けさせる優しさ(ジュエルならばミスしてもリカバリが出来る)
  • 残機制ではなくエネルギー制を導入してミスのショックを和らげる
  • 状況によって変わる優先すべきアイテム(星とジュエルのバランス)
  • 突撃デモによる適度なインターバル・気持ちの切り替え
  • 溜め撃ちゲージが溜まりきると発生する処理落ち風のスローモーション
  • 溜め撃ちの存在感を高めさせる箱の存在
  • 単色チームと多色チームとの戦略の違い
  • フレンドとの緩い繋がり

改めて書き出してみても良く出来ている。逆にメニュー周りには、まだまだ改善点が多く残っている。ここが快適だったら、もう言う事は無いんだけども。

  • APの残表示が解りづらい(残りAPと時間はくっつけても良かったのでは)
  • マップ表示時に消費APが解らない(中に入る必要がある)
  • スタート時にはフリックでチームを入れ替えられるのに、ロボメニューではフリック出来ない
  • ロボの色・レア度が一目で解りづらい(Nのロボはもっと小さくても良かった気が)
  • ロボ合体の時にロボ特性が見られない(ひとつ前のメニューに戻る必要がある)
  • チーム編成の時に総攻撃力や総燃料が見られない
  • チーム編成の時、入れ替えた機体による能力差が解らない
  • 相手のフレンド枠が一杯の状態でも承認待ちに表示されている
  • フレンド承認NGになっても、再び『申請を承諾しますか?』画面に戻る
  • 何より、字が小さ過ぎて読めない

あと気になる点としては、全く課金しなくてもスムーズに攻略が進んでいる所だろうか。あまりにもサクサク進み過ぎて、逆に不安になる。まあ先は長いだろうし、徐々に難度も上がって壁にブチ当たるんだろうけども、そこまでに飽きられたりしないかが気になる。今の所とても楽しいので、続けて遊ばせて貰おうと思う。

人と会う月間

この所、連日来客やら人と会ったりやらが続いている。今日はネイリストのYさんが来訪、仕事の打ち合わせやら近況報告やらを行った。また一緒に、串焼きのNさんやハワイのNさん、バーテンダーのKさんのお店に行きたいですねーと。アクセサリのOさんとこのマイケルの乳離れが待ち遠しい。

夕方からはSkypeにて打ち合わせ。PC用ヘッドセットが故障してからはiPhoneで通話してるんだけれども、やっぱり微妙に勝手が悪い。早い所ヘッドセットを買い直さんと、と思いながら半年くらい経っちゃってるな。どうせならちょっと良いのを探そうか。

髪型とアートの狭間で

散髪の為、理美容師のNさんの所へお邪魔する。夕方からのバイク移動だったんだけれども、まあ寒い。革ジャンの防御力だけでは如何ともしがたい季節になってきた。揉み手をしながらお邪魔します。

今日の話題はもっぱら髪型の事。といっても、サロンワークではないクリエイティブなヘアスタイルの話だ。最高峰のヘアデザイナーが選出されるコンテストの作品を見せて貰ったんだけども、これがまあ何と言いますか、恐ろしい事になってまして。元はウィッグなんだけども、髪を編んで熱して板状にして、帽子みたいなものを作り上げてたり。メッシュの束を更に束にして、編んだアップルパイみたいになってたり。昇天ペガサス何とかではなくて、もっとアーティスティックな感じ。サイトの名前を聞いておけば良かったなあ。「世の中って、作品を出したら大体批判されるじゃないですか?でも、ここまで行ったら認めざるを得ない、みたいな説得力が産まれるんですよね…」とNさん。確かに、ここまで突き抜けると圧倒される。人間の想像力って凄まじいなと。

【追記】サイトを教えて貰いました、『2013 Avant Garde Hairdresser of the Year』です。衝撃の作品の数々を是非ご覧あれ。

で、実はNさん、年始に少し休みを取って海外へ渡り、その現場で撮影を行ってくるそうだ。制作中のウィッグを見せて貰ったんだけども、おお凄いのが出来上がってるじゃないですか!って驚いたら「ビデオ会議で見せたら、倍のボリュームにして下さい、って…」とNさん。これを!?倍に!?聞けば向こうの先生はかなり厳しい方だそうで、一体どうなる事やら…と苦笑いされていたNさん。それでも滅多にないチャンスとの事なので、是非頑張って来て下さい。

紅葉を探しに行ったんですよ

色んな人から「京都の紅葉どう?」と聞かれるんだけども、僕が見ている限りではあんまり綺麗じゃない気がする。通勤ルート以外ほとんど見てないんだけども。流石にそれでは無責任かという事で、京都一紅葉が綺麗と言われた清滝へバイクを走らせてみる。

広沢池を少し超えた辺り、真っ赤に燃える木が一本。この先に良い紅葉があるとは限らないので必死で撮影した。良い感じだ。

で、肝心の清滝なんですけども。お化けトンネル前、一番期待してた紅葉スポットは見頃を過ぎて寂しい事に。観光客は沢山居たんだけれども、これでは風情が無いよなあ。青い。悲しい。仕方なくトンネルをくぐって奥へ突き進む。

10年振りくらいに通ったけど、ホンマにアカンわこのトンネル。暗さ・狭さは言うに及ばず、反響音がメット内でもボォボォボォと恐ろしく鳴り響く。その上今日は歩行者まで居てねえ。こんなとこ歩くか。寿命縮むわ。気になる人は『清滝トンネル』で検索すると良いよ。昼間でも泣くから。

お化けトンネルを抜けてバスの停留場へ。ここが唯一綺麗に紅葉している場所だった。幾つか撮影してから更に奥へ進むも、色づきが微妙なものばかり。うーん、見頃は終わってしまったか。そのまま嵐山の方へ下っていこうかと思ったけども、観光客の多さにうんざりしたので素直に帰還。金閣寺辺りは意外と綺麗だったけど、中はどうやったんやろう。今年の紅葉は、一体何処を勧めれば良いのか。

漠然としたものからハッキリとしたものに

何となく、自分が時代に追いつけなくなってきてる感がある。物凄い焦燥感が。ずっとしがみついて居られるほど、パワー無いよな自分自身。ちょっと模索する事にする。

使い果たした日曜の体力

演劇レッスンを昼で抜けさせて貰い、店に帰ってきたら大フィーバーしていた。慌ててエプロンを着用、臨戦態勢。つい先ほどまでバカの限りを尽くしていたとは思えない接客スタイルだ。子供たちが見たらひっくり返るだろう、この姿は当分見せられない。

市内的には昨日の方が混雑したんだろうけども、ウチの店は今日の方が昨日の倍忙しかった。この秋一番の来客数で、ほぼノンストップでオーダーをこなす。閉店後、オカンと倒れた。

10年振りのスタジオ

帰ってきた。10年振りに、このスタジオに。

2003年、夏。フリーターでフラフラしていた僕に、とある場所から声がかかった。曰く、「音楽やってるんやろ?子供らで劇やるから作曲編曲手伝ってくれん?」と。当時僕は作曲から離れ、ジャズピアノの事しか考えてない生活をしていた。ピアノ以外はちょっと…と難色を示したんだけども、他にアテもないという事で受けることに。

最初は裏方で、音楽だけ担当する筈だった僕。しかしレッスンに顔を出す度に子供に懐かれ、気が付けばロクすっぽ演劇経験も無いのにスタッフとして指導までやっていた。1年かけて作り上げた舞台は3回公演で900人弱の動員を記録、打ち上げでバカ騒ぎして、最後の別れの時には舌を噛んで涙を堪えた。この活動がキッカケで、僕は沢山の友人や教え子に恵まれ、更には就職までする事になる。文字通り、人生を変えた活動だった。

「10年経ったら、また演ろう」、それが合言葉。その10年目がついにやって来た。かつての教え子たちはスタッフとなって指導側に回り、また前回のスタッフも帰ってきた。彼らは20年前、子役だったのだ。つまり今の参加者である子供は3世代目になる。なかなか類を見ない活動ではないだろうか。今回も無事に完成する事を、心から願っている。

と、真面目な事を書いた所で、今日の初顔合わせでは徹底的にダメな大人モードで臨んだ。冗談を飛ばし、小ネタでイジり、屁理屈をこね、ちぎっては投げちぎっては投げ。お陰で顔と名前をしっかり憶えて貰えたようだ。腰は痛んだんだけども、今日も全力で遊ばせて貰った。まずは固さを取る意味でも、楽しんで貰わんとね。掴みはOK、徐々に真面目になっていくんで宜しく宜しく。

「ンナァァアーオーゥ」

先日から作っていた効果音はこちらの為のものだったんだけれども、いつの間にか効果音ではなく叫び声を作り始めて、それがボス的なキャラに採用されてしまったよというお話に。勿論ディストーションやらイコライジングやらしまくってるんで面影無いんだけども、結構頑張って叫んだんですよ。やってみると楽しいんで、皆さんも是非怪獣の叫び声にチャレンジして頂きたい。

ゲーム開発喫茶店

たびたびゲーム関係のイベントで遊んで貰っている樹さんが来訪。行楽シーズン真っ只中という事で、ひょっとしたらお店バタバタかなと思ったんだけども意外と普通の忙しさで助かった。カウンターから、時には席に座りながら樹さんとゲームの話をする。

今作っているゲーム『マジックポーション・ストーリーズ』は開発を初めて2年半が経ったとの事。間もなく公開出来るそうだ。楽しみ楽しみ。折角なんで次のBitSummitに参加したらどうです?と声をかけてみたら「いやいや、僕なんかが!」と腰を引いたのでみんなで引っ張りましょう。

他にもゲームの販売方法や開発環境の話をした。昔は何でも自分でこなさないとゲームなんて作れなかったけど、最近ではツールや素材も増えて随分ハードルが下がりましたよねと。コンテストや公開する場も増えて、個人制作ゲームが良い感じに盛り上がって来て。この流れでドンドン盛り上がって欲しいのと、関西でもロケテショウみたいなのが起こって欲しいなと。PLAYISMさんどうですかと。いや、人任せじゃダメなんですけどね。

折角なのでゆっくり作業もしてもらった。持ち込まれたvaioでウディタが唸りを上げる。どうやらかなり捗ったそうで、更に4度もオーダーを頂いて何か申し訳ないです。気に入って貰えてホント良かった。ちょっと遠いですが、また是非。悪い大人の集まりにも来て下さいね。

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