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日常 Archive

キーボードまみれでリッチな環境を

カオス。

アクセサリのOさん、3度目の来訪。いよいよ間近に、というよりもうほとんど間が無い所まで迫った結婚式に間に合うようにサイト公開の打ち合わせ。サーバ申し込みで希望ネームを打ち間違えると言う凡ミスでスタート。すぐ修正出来たものの、申し訳御座いません。

その後、どうやってWebサイトを公開するのかというレクチャーも含めつつデザインの話へ。色を選んで貰う時に、予備のワイヤレスマウスを渡してOさん自身に選んでもらった。また、パスワード制作やGmail確認などでいちいちキーボードを渡して打ってもらうのも面倒なので、予備キーボードを引っ張り出してみた。これがすこぶる快適。机の上は壮絶に散らかるのが難点だが、やり取りが圧倒的にスムーズ。ノートPCのキーボードも入れれば3台、リッチすぎる環境だ。

作業しながらふと思ったのだが、これでキーボードを使ったゲームでもケンカをする事が無くなるのではないか。いや、そんな場面無いか。キーボードで格ゲーする人間、僕以外に周りに居ないし。

蝋燭作家nuriさんの個展

事務所からほど近い、恵文社一条寺店へ行ってきた。アーティスティックな本が揃っている名店で、行く度時間を盗まれる恐ろしい所だ。店の奥にはギャラリースペースもあるのだが、今日まで蝋燭作家のnuriさんによる個展『birthday』が開かれていた。

nuriさんの作品と出会ったのは工芸ショップに勤めていた頃で、珍しい形や柄の蝋燭にスタッフ一同驚いていた事を思い出す。ユニークで可愛らしい蝋燭は、火をつけるのにかなりの覚悟を必要とする。今回の個展では蜜蝋と動物がメインに据えられていたのだが、蜜蝋は蜂蜜の香りが濃厚で驚いた。火をつけたらどうなるのか気になったので一つ購入。動物のほうはリアルなのに可愛らしく(特にひつじ)、僕の根性では火を付けられないと判断。

今回は残念ながらnuriさんとお会いする事が出来なかったが、またそのうちお話できる事を楽しみにしておこう。ものづくりをしている人と話すのは、ホントに楽しい。

A君が来た

宝物です。

A君が事務所に来訪。2人で会ったのはかなり久しぶりだ。折角の機会なので、チョコフレークをつまみながらしっかり話し込ませてもらった。その中で気付いた事を幾つか。

一つ目は、自分の成長を実感した事。今まではどちらかというと、頑張ってA君の話に喰らいついていこう、A君の凄さに迫ろう、という傾向があったのだが、今日はそういった事がまるで無かった。ものづくりに対して、稚拙ながらも自分なりの答えが出せるようになったからか、初めて同じ土俵で話が出来た気がする。より自然になったというべきか。

二つ目は、僕とA君の戦い方が極めて似ていた事。何かを作る時、明確な狙いや完成形を描かず、ただ何となく考えて、何となく作って、こねくりまわしている内に一つの形になっていっている。そこに運や偶然も加味され、出来上がったものを見た時に自分で驚く事もある。「ようこんなもん作ったなあ」と。A君は学生時代からこのスタイルだったのだが、僕はその方法でものづくりが成り立つ事を理解出来なかった(理由や理屈を求めていた)。だが何時の間にか、自分も全く同じスタイルで仕事をこなすようになっていたのだ。理由を求められても、答えられない。『良い』と感じたものを、ただこねくり回して組み上げただけなのだから。

恐らくこれは、一人完結でものづくりをしているからこそ成り立つスタイルなのだと思う。チームで作業をした場合、この考え方では恐らく上手く事が運ばない。僕もA君も、性格的に一人完結が向いているのだろう。ぼんやりした何かが、僕らの最大の武器なのだ。

三つ目は、僕の最大の武器は『見る力』なのだという事。これはA君に言われて初めて気付いた事だったのだが、思い当たる節が有り過ぎて一人で興奮した。だからあれが得意でこれが苦手なのか、と。これは大きな収穫だった。

一頻り話した後、「今作ってるソフトの案なんやけど」とあるメモを見せてくれた。そこに描かれていたのはとてもシンプルな構図で、これだけでは何が出来上がるかさっぱり解らない。これ、ゲームになるん?と聞いた上で開発中のソフトを触らせてもらった。甘かった。成り立っている。しかも面白い。何の説明も無く、ただ皆で歩き回っているだけなのに、信じられないくらい面白い。言葉が無くても、動き方だけで参加者の意思が伝わってくる。何を考えているかが解る。遊び方を開拓しているプレイヤーまで居る。ちょっと衝撃だった。

その他にも、解像度と手動アンチエイリアスの話や、事件を起こすか起こさないかの差は僅かみたいな話、まとまりが付かなくなるから文章を書くのが怖くなる話、実は料理はハヤシライスしか出来ない話など、盛り沢山の4時間だった。卒業して以来、こんな長い事2人で話したのは始めてではないだろうか。あと、貸していた事をすっかり忘れていた『かいしゃいんのメロディー』が返却されてきて笑った。これは名作。

最後に、A君イチオシの動画を掲載する。英国在住のgifアニメ職人、CYRIAK氏の映像作品。これが最新の作品なのだが、一番マシなカオス具合である。「これやったら娘に見せてもええかなあと」とA君。興味がある方は昔の作品もどうぞ。

何か始まった

恐ろしいほどジャストフィット。

一体何をするつもりだ父と母。

サルベージ・レベル2

おのれ富士通。

久しぶりにPC修理の依頼が来た。マザーボードが死んだノートPC(富士通 FMV-C6220)から、データをサルベージしてほしいとの事。早速バラしてHDDを取り出そうとしたが、まさかドライブの真下にあったとは。時間を無駄にした。

壊れたPCからデータを取り出す時、一番面倒なのが『マイドキュメント』などにある、個人のデータだ。いちいち管理者権限を書き換えないとアクセス出来ないし、データを発掘するのも大変だ。大切なデータは他のドライブなどに置いておいたほうが良い。Cドライブが死んでもデータは生き残るし、何よりサルベージしやすいから。

落し物を検索出来る時代

今日、僕はこのサイトに命を救われた。まさかリアルタイムに落し物を調べる事が出来るとは思わなかった。電話で即照会し、現物を確認。当分、京都府警には足を向けて寝られない。広い主にどうあってもお礼をしたかったのだが、名乗らず立ち去られたらしい。性善説の存在を、今日イヤと言うほど感じさせられたと同時に、己の迂闊さを死ぬ程呪った。

落し物をした、と思った時、まずはこのサイトを訪れるのが一番だ。また、持ち物にはユニーク(独自性の高い)なアイテムを付けておくと、照会する際に見つけやすい。ストラップや飾りというものは、こういう時にも役立つものだ。僕はそのお陰で命拾いした。見つけた瞬間、全身の毛が逆立った。

拾い主の方、京都府警の皆さん、改めてお礼申し上げます。本当に有難う御座いました。

体感ゲームが食玩に

ギャアー。お金が無い時に要らんモンを発見してしまった。SEGAの体感シリーズと言えば僕の青春以外の何者でもない。特に『アフターバーナーII』は絶叫しながらプレイした、僕史上最高のゲームだ。デラックス筐体でのあのテイクオフ時の興奮、僕は一生忘れる事が出来ない。どうしてくれよう。どうしてくれよう。

イノベーションのジレンマ

モトローラやコダックの凋落が、今の日本企業にダブって見える…言われてみればその通りだ。この流れで行くと、次に泣くのは中国で、笑うのはアフリカか。その先は、どうなるんだろうか。

この構図、国どうしの話だけではなく、企業と個人という部分でも同じ事が言えると思う。フリーソフトなんかはまさにその最たるものではないだろうか。「不便だと思ったから作った」という動機のソフトが、商用ソフトを次々打ち倒していく現実。だからこそ、僕の居る業界には不安が付きまとうのだが。コダックの件は泣ける。是非多くの方に読んで頂きたい。

リアルな鮫は怖い

たまたま見つけた写真集。改めて気付いた。鮫って怖い。子供が見たら泣きそうなレベルのものもあるので、閲覧にはご注意を。

ウリは何か?

こうやって並べてみると、日本の携帯とiPhoneの宣伝文句がまるで違う事に驚かされる。改めて、日本の携帯は要らん機能が多いな、とも感じた。最後にあるリンク、「吉野家がソフトバンクだったら(はてな匿名ダイアリー)」も秀逸だ。こういうのがイヤだから携帯を換えたくないのだ。

ちなみに、Nao_uさんは専門学校時代の先輩で、A君の師匠でもある。

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