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日常 Archive
腰地獄 – 寝床編
- 2010-09-13 (月)
- 日常
僕は寝付きが良い方で、一度寝たら大抵朝までグッスリだ。夜中や明け方に目を覚ます事はほとんど無い。あるとすれば、それは体調が著しく悪い時だけだ。
就寝前まではあれほど落ち着いていた腰が、文字通り火を噴いた。仰向けでも、うつ伏せでも、横を向いても。座布団を腰の下にしいても、痛みが一向に収まらない。時計に目をやれば、まだ午前5時。昼から巡回している按摩師のNを待とうかと思っていたが、もはやそれどころではない。何とか工夫をして、朝まで乗り切って近場の整骨院に駆け込むしかない。あと4時間、地獄だ。
そういや2年位前に母親が似た症状になって、寝床でのた打ち回っていたなあ。あの時も、どうにか寝方を工夫して痛みを和らげようとしていたけど、結局眠れなかったんだっけか。今の僕と全く同じじゃないか。ひょっとしてこれ、ギックリ腰か。
途中二度ほど起き上がって水を飲んだが、その時の方は痛みがマシだった。という事は、出来るだけ真っ直ぐの姿勢になれば痛みも少ないのか。すがる思いで毛布を外し、畳の上に直に寝てみたら(腰の座布団だけはそのまま)、これが実にシックリきた。地獄を脱出したのは、外も明るくなりつつある午前6時。目を覚ました僕を出迎えてくれたのは、やはり腰の激痛だった。
超人・バレエのAちゃん帰還
- 2010-09-12 (日)
- 日常
夜半、バレエのAちゃんより入電。しばらく音沙汰が無かったので心配したが、どうやら無事だったようだ。この子の場合、冗談抜きで極限まで自分を追い込むので、無事で再会できることの方が稀だったりする。
聞けば、人生最後になるかもしれないと言っていたバレエのコンクールで、実質全国5位となったようだ。それと同時に、重大な決心をした事を教えてくれた。と言っても、バレエを辞める訳では無い。ずっと自分が夢見ていた世界へ飛び込むのだそうだ。結果が出るまでは、決して誰にもその夢を語らなかったAちゃん。どれだけの覚悟があれば、ここまでやれるのだろうか。到底僕には真似が出来ない。
今後は、今までのような命を削るような練習をする事は無くなるのだろう。近い将来、Aちゃんが新たな実績を残す事を、僕は寝たきりの状態で確信した。近々、またタッグを組む予定だ。
腰が爆発した
- 2010-09-12 (日)
- 日常
異変は既に、寝起きの段階で感じていた。腰が変だ。
昼くらいまで元気で、別段どうという事は無かったのだが、16時には立ち座りが出来ない程の痛みに。腰を使おうとすると、悲鳴を上げそうになる。アンメルシンも効かない。何だこれは。今日は僕、何も無茶していないぞ。
閉店作業もロク手伝えず、19時には完全に床に伏した。動けない。体勢を変える度に激痛が走る。トイレに行く為に起き上がろうとしたが、腰が全く使えないので腕の力と腹筋だけが頼りになる。柱みたいなものに捕まらないと、立ち上がる事すらままならない。情けない事この上無しだが、こういう場面で腹筋が役に立つとは思わなかった。余談だが、人間は何故痛いと笑ってしまうのだろうか。あいたたあはははあいたたあははは。
とにかくこういう時は按摩師のNだ。メールですぐにヘルプを求めるも、「夕方から酒飲んでる」という外道っぷりを披露、最初で最後のライフラインは淡麗グリーンラベルによって絶たれてしまった。按摩師のKさんの所へ行こうかとも思ったが、とても原チャに乗れる状態ではない。距離が恨めしい。
仕方が無いので、今日は事務所にて絶対安静モードに入る事にした。毛布を取出し、仰向けに寝て明日を待つシンプルな作戦だ。だがしかし、19時なんかに眠くなる筈がない。どうにか仕事か暇潰しは出来ないものか。
激痛に身を捩りながら検討した結果、毛布の傍に低いテーブルを設置してノートPCを配置、仰向けの体の上にワイヤレスキーボードを載せ、右手元にマウスを置く事で、驚くほど普通に仕事が出来るスタイルが確立。これで身体を患っていなければ、究極のダメ人間にしか見えない。オカンに写真を撮られてしまったのだが、パンイチなので掲載を控えさせて頂く。
ともかく今日はこれで凌ぐしかない、大人しくしているか…とPhotoshopで写真の修正作業している所をオカンが目撃、その威力を知って「この写真を若返らせて」と父親の写真を持ってきた。この状況で、とんでもない事を要求してくるなと思いつつも、僕も嫌いではないので頑張ってみた。出来があんまりなので、これも掲載する事が出来ない。残念だ。
その後は仰向けのまま作業を続け、25時に就寝した。朝には治っているだろう、そんな楽観的な考えが打ち砕かれたのは、たった数時間後の事である。
人違いならぬ
- 2010-09-12 (日)
- 日常
対G用に導入した屋外用コンバットの傍で、スズムシが死んでいた。
この驚きをどう表現すればいいのか。黒い影が転がっていたので喜び勇んで近づいてみたら、まさか『野生』のスズムシが。鳴き声まで見分けられるようになった僕だが、こればっかりはどうしようもない。そんなつもりじゃなかったんですよお巡りさん。
得意な記憶と不得意な記憶
- 2010-09-11 (土)
- 日常
ずっと昔からなのだが、7桁の電話番号を一度で覚える事が出来ない。ソフトのシリアル番号を入力する時も、何度も何度も紙や画面を見返して入力している。当然、喫茶店でメニューを取りに行くのも危うく、メモが無ければ2人分を超えた時点で赤信号がともる。どうやら僕は、瞬間的な記憶力が相当弱いらしい。人の名前を覚えたり、日付を覚えたり、手順を覚えたりするのが大の苦手だ。
ところが、仕事の事や、技術的な事に関してはすんなり頭に入るし、滅多な事では忘れない。この差は何かと考えてみたのだが、どうやら僕は、繋がりのある知識に関しては簡単に覚えてしまうようだ。また、意味が理解出来たものに関してもサクッと覚えてしまう。ずっと昔から、無意識下で繋がりを作り続けていたようだ。
これがランダム様相が強いものとなると、全く効果を発揮しなくなる。繋がりが無いものを覚えようとする事は、僕にとっては至難の業なのだ。漢字テストで死ぬ程苦労した理由が、今になって解った。九九には法則があるので瞬時に覚える事が出来たが、漢字を習う順に強い法則性は無い。基本は丸覚えなのだから、どうしても苦戦する。同じ問題で何度も何度も詰まる原因は、ここにあったのだと思う。無理に法則性を作ろうとして間違って覚えたりする事も、ちょくちょくあった。
ところで、どうでも良い事に関しては繋がりが無くてもサクッと覚えてしまうのは何故だろう。全く覚える気が無かったスリランカの首都とか、円周率とか。
文化庁メディア芸術祭京都展でゾクゾク
京都芸術センターで開催されている、文化庁メディア芸術祭京都展に行ってきた。アクセサリのOさんのブログを見て、あんまりにも楽しそうだったので足が向いたのだが、もうこれが最高に面白かった。以下、ゾクッと来たものを紹介。
1F、『BEACON 2010』。20分ループの映像作品。白い真四角の部屋で、東西の壁に壁と全く同じ色の額縁だけが飾ってある。そして、部屋の真ん中にはプロジェクタが背を向けあうように2台。これが、ゆっくりとしたスピードで水平に360度回転し、壁に風景映像を映し続けている。
これだけなら、単なるちょっと面白い映像表現だが、しばらく見ていて目を疑った。額縁の前を通った時に、額縁の中だけに映像が表示されるようになったのだ。最初はあまりに自然過ぎて気が付かなかったが、タイミングと位置を完璧に合わせた錯覚表現だ。恐らく撮影時も放映時も、全く同じスピードでカメラやプロジェクタを回転させているのだろうが、恐ろしく凝っている。次の場面では、この部屋自体を撮影したものに変わり、ドアや非常口に差し掛かる度に人が現れたりドアが開け放たれる映像がドンピシャで現れた。本当にドアが開いたように見える。よくこんな面白い事を考えたなあ。
2F、『scoreLight』。天井からレーザーが照射されていて、白以外のもので触れるとブロック崩しゲームのように反射しだしたり、沿って動いたりするという作品。同時に音も出る。上手くやれば手の中に収める事も出来るし、腕を沿わすことも出来るという面白い作品。レーザースキャナの技術を応用しているそうだが、何がどう動いているのか良く分らない。が、面白い。
同じく2F、『Parallel Lives』。大きな2つの画面と、小さな2つのタッチパネル。大きな画面とタッチパネルはセットになっていて、それぞれ左側には『実体のみで影がない人』、右側には『影のみの人』が住んでいる。タッチパネルで人を触ると、静電気らしきものによる触覚(驚いて手を少し引く程度)と共に、画面内の人が倒れ込む。次の瞬間、もう片方の世界の住人が増えている、という仕掛け。『人は触れられることで、その存在の形態を変えながら2つの世界を行き来する。実体と影の2つの世界が、触覚を通して結ばれることで、わたしたちの見る触るという感覚と、何かが存在するということの意味を問いかける』そうだが、何だかよく解らない罪悪感が湧く。触覚と共に人が倒れ、消えるからだろうか。
3F、『loopScape』。今日一番衝撃を受けた作品。対戦型シューティングゲームなのだが、上下左右に動き回って、相手の機体を打ち落とすという単純なもの。だが、舞台となる画面は360度ぐるっと並んだ3色LEDディスプレイなのだ。
自機の移動に合わせて、自分も歩いて追いかけないと見失ってしまう。また、世界がループしているので、無暗に弾を撃ち過ぎると一周してきた自分の弾に打ち落とされるという事も。その為、慎重に弾を撃ち、かつ自身も大きく歩き回って画面状況を把握する必要があるという、従来には無い面白さや駆け引きがある。ディスプレイを変えるだけで、これだけ斬新なゲームに変わるのかと。発想の転換って素晴らしいなあと感じさせられた。
展示案内のお姉さんが対戦相手を務めてくれるという事で、僕も喜び勇んで参戦した。2連敗。いずれも、自分の撃った弾にオカマを掘られたという結果だった。ちなみに写真は僕ではなく、次の順番待ちをしていた人。楽しそうだ。このゲームは本当に良く出来ていると思う。
他にも、2Fの講堂では映像作品を上映していたりもした。土日には『サマーウォーズ』も放映されるようだ。平日の昼間の割には若者が多く、みな芸術・美術関係を思わせる風貌だったのが印象深かった。こういう人たちが、また新たに面白い物を作っていくのだろう。結局1時間半ほど居たのだが、本当に良いリフレッシュになった。
北山杉と京北と
- 2010-09-10 (金)
- 日常
木工芸のGさんが再来訪、サイト立ち上げに関する打ち合わせを行った。正式にお仕事が頂けるようだ、本当に有難い。話の過程で、京北町の話や北山杉の話、丸太屋の話などを聞かせて貰った。中でも、『北山杉の価値が落ちた理由(供給過多)』や『北山杉の種類』『杉の皮の剥き方今昔』なんかはかなり興味深かった。この辺りの知識も、サイト制作に携わっていくうちにどんどん付いていくのだろう。ちょっと楽しみだ。いずれ工房見学にも行こうと思っているのだが、原チャで京北は結構キツいようだ。さてはて。
The Legend of Princessが面白い
- 職人的な自作2D横スクロールアクション『The Legend of Princess』体験版が公開(Game*Spark)
http://gs.inside-games.jp/news/178/17817.html
息抜きにゲームをやってみたくなったので、適当に面白そうなものを探してみた。程無く見つけたのが『The Legend of Princess』、ゼルダにインスパイアされまくった海外の作品だ。これがかなり良く出来ていて面白かったので紹介。かなり綺麗に描き込まれたドット絵、ちょっと触れば理解出来るアクション、考えれば答えが見つかるパズル面やボス戦など、どれをとっても一級品。若干アニメーションが多く、スクロールも激しくて目が疲れるが、慣れればそれも楽しく感じられる。
こういう、プレイ中のふとした発見で攻略していくゲームは久しぶりだ。特にボス戦が秀逸で、気付くまでは何度も何度もやられたが、何かしらのキッカケで突破口が開けて立ち向かえるようになる、あの瞬間がたまらない。これか、という手応えみたいな。どうやらこのゲーム、体験版で1面だけが遊べるようになっているようだが、慣れれば15分程度でクリア出来るので気分転換に丁度良い。今の所、ハイスコアは267だ。
オータムがやって来た
- 2010-09-09 (木)
- 日常
いきなり秋がやってきてパンイチでは耐えられないんですけど。一昨日まであんなに暑かったじゃないか、どういう事だ気象庁。もう少し段階を踏んで貰わないと。沢山作っておいた氷水はどうすればいいんだ。冷蔵庫に冷やしたタオルなんか使ったら拷問だ。
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