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日常 Archive
『愚かで勤勉なタイプ』
- 2011-04-18 (月)
- 日常
ハワイ帰りの焼き菓子職人Nさんが来訪。使っているノートPCの調子が劇的に悪くなったとの事で、調べさせてもらう事に。「Cドライブの空き容量がヤバいんですよ」との言葉通り、何と数十Mしか空き容量が無い。酷い時には数百kまで行って固まったそうだ。急いでゴミ検索をしたが、何処にもゴミが見当たらない。原因が全く掴めなかったので、承諾を得てOSのクリーンインストール。必要なデータが全て退避してあるのなら、これが一番手っ取り早い解決法だ。
待ち時間の間、かなり色々な話をさせて貰った。去年帰国してからしばらくして、新興レストランの雇われ店長をやっていたそうだが、あまりにもあまりにも過ぎて、今月で退職される事になったそうだ。事細かに話を聞いたのだが、本当にヤバいので書けない。というか、そんな状況で店が回っている事自体ホラーだ。よくNさんは耐えられたと思う。色々聞いている内に、こんな話を思い出した。
- クルト・フォン・ハンマーシュタイン=エクヴォルト(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%B3%EF%BC%9D%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%83%88
将校には四つのタイプがある。利口、愚鈍、勤勉、怠慢である。多くの将校はそのうち二つを併せ持つ。一つは利口で勤勉なタイプで、これは参謀将校にするべきだ。次は愚鈍で怠慢なタイプで、これは軍人の9割にあてはまり、ルーチンワークに向いている。利口で怠慢なタイプは高級指揮官に向いている。なぜなら確信と決断の際の図太さを持ち合わせているからだ。もっとも避けるべきは愚かで勤勉なタイプで、このような者にはいかなる責任ある立場も与えてはならない。
3時間くらいかけて、ノートPCは完全復活。余っていた512Mのメモリをプレゼントしたら、前よりかなり動作が速くなった。これであと1~2年は戦えるだろう。お礼に今度、Nさんから焼き菓子を貰う事になった。今後の身の振り方は未定だそうだが、Nさんはかなり特異な経歴を持つ職人さんなので、遠からず面白い事をやってくれると信じている。僕も出来る限りの協力をするつもりだ。
ノロケvs呆け
ブログ4日坊主を達成した三塁のK改め、JDのKが来訪。話したい事があると言う事で楽しみにしていたら、散々ノロケられて人の過去暴いてたらふく食って帰っていった。何の嫌がらせだ。
これだけで終わったらKに怒られるのでちゃんと書くと、無事大学に入学したという知らせと、ちっとも血沸き肉踊らない恋愛話と、何故か僕ら世代の婚活話とかとを滅茶苦茶にミックスした、よく分らない会合だった。15も年下のノロケ話でイライラするとは思わなかった。僕に足りないのはカルシウムか、それとも。
今日の一番のヒットは、『待ち受けに使うから脇の写メ送って』って彼氏にメールして、という僕の発言だった。携帯を下向けに開閉したら、待ち受け画像の位置がリアルっぽくないか。そのうち『脇写メ交換ブーム』とか来るとか熱弁したが、どうしてこんな話になったのか思い出せない。
何か知らんけど、来月位に彼氏と会う事になるらしい。取り敢えず、Kの父です、娘との交際は認めんが私との交際なら認めよう、みたいな挨拶をしようかと考えている。前回あんな真面目な話をしていたのに、我ながら落差が酷過ぎる。
ストーブスパーク
- 2011-04-16 (土)
- 日常
寒かったので電熱ヒーターを付けたら突然スパークしてそれっきり。かなりビビった。中を見ると、赤く光って暖かくなる部分の一部が断線しとる。おおい、まだ買って1年だぞ。どうしたYAMAZEN。
一眼レフを持っているだけで
- 2011-04-16 (土)
- 日常
ちょっと出かける際にも、Nikon D7000を片手にぶら下げる機会が増えた。事ある毎に撮影のチャンスを伺っているのだが、そんな僕の姿を見て「プロやな」と言ってくれる人が恐ろしく増えた。いやいや、僕素人ですから。
確かにコンパクトデジカメから比べれば、相当良い写真がバッシャバッシャ撮れるのだが、それはあくまでカメラが凄い訳であって、僕が凄い訳では無い。それでもこのカメラを持っているだけで、そういう目で見られてしまう。何だか小恥ずかしい気分になる。
落ち着いた日常
- 2011-04-16 (土)
- 日常
28時に寝たのでちょっとフラフラだが、喫茶店の方もあるので頑張った。ようやく日常を取り戻した感がある。そうは言っても、来週くらいにはまた非日常が飛び込んでくるかもしれないのだが、そもそも、その非日常が日常になる可能性だって低くは無い。
何処か、旅行へ行きたい。
転がり込んだ先は
- 2011-04-15 (金)
- 日常
5人と別れた後、とにかく『普通』を取り戻したくて、近くにあったバーテンダーのKさんの店へ転がり込む。突然の来訪にもKさんは暖かく出迎えてくれた。カウンター8席だけの空間に、Bill Evans TrioのCDが流れている。Kさんがスッとスパークリングワインを出してくれて、ようやく安堵の溜息が出た。
そこから後は、ずっとKさんと話をした。終電が近かったが、今日はそういう日だと思って、かなり遅い時間まで居させて貰った。もっとも、Kさんのお店は27時までやっているのだが。
話をしている内に、だんだんと自分の中で、何が引っかかっていたのかが解ってきた。一番の理由は、僕が『積んで乗り越える』タイプの人間だという事。僕は、それしか知らないし、それで良いと思っていた。
正直、ワインはそれほど飲む方では無いのだが、Kさんが出してくれたスパークリングワイン、白ワイン、貴腐ワイン、どれも本当に美味しかった。以前、僕がKさん宅へお邪魔した際、味の好みを話していたのだが、それを元に今日のワインをセレクトしてくれたのだ。自分に合ったワインなら、こんなに美味しく楽しめるものなのか。これぞプロフェッショナル、と感じさせられた。
『異世界』
- 2011-04-15 (金)
- 日常
この1週間、まるで現実感の無い世界が眼前に広がっていた。それでも少しずつ理解して、馴染んできたつもりだった。でも、それは単なる勘違いだった。僕が底だと思っていた場所は、単なる入口でしかなかった。一つのテーブルを、6人が囲んでいる。正確に言うならば、5人と1人だろう。明らかに僕だけ異質なのに、普通に受け入れて貰えている。どういう世界なんだ、これは。
『驚き』を通り越すと、『恐怖』に変わる。僕の、全く知らない世界。漫画や小説、ドラマでしか見た事が無い世界。努めて平静を装ってはいたが、本当にどうにかなりそうだった。本当に一杯一杯まで頭をフル回転させる。会合が終わった後、とんでもなく疲弊している自分に気がついた。それでも、F社のOさんに「今回の旅行は100点満点です」と言って貰えて救われた。僕の仕事は完遂出来たのだ。
一つ心に誓った事がある。『自分のスタンスは崩さない』、これだけは絶対に守ろうと思う。
スニーカー以外の靴を買う
- 2011-04-15 (金)
- 日常
夜の会合で履いていく靴が無い。スーツならば革靴があるのだが、P社のTさんは「普段着で良いですよー」と。それでも、お店がお店なので、流石に小マシな格好をしようと。服はどうにかなったのだが、流石にこれにスニーカーは無いよなと、カナートまで買いに行くことにした。
2階のABCマートに入ってすぐ、良さげな感じの靴を見つける。ちょっとカジュアルな感じで、それなりに小奇麗。僕にとっては因縁深い、ホーキンスだ。時間も無い事なので、サクサクッと決めてしまおうと思ったがサイズが無い。「27.5cmまでしか無いんすよ」とスタッフも苦笑。ダメ元で履いてみたら、これが驚くほどスンナリ入った。今僕が履いてるスケッチャーズのスニーカー、29cmなんすけど。
「2足買うと1割引きっすよ」というスタッフの声に乗せられ、良い感じの靴を更に購入。2足で15,000円を切るというのは結構助かる。11年履き続けてきたスケッチャーズよ、すまぬ。ただ、『何処にも売っていない』というハードルは、決して低いものでは無いのだ。
この靴を買って大正解だったという事は、夜になってイヤというほど証明される。
今日はノンビリの筈が
- 2011-04-14 (木)
- 日常
今日はF社のOさんが来られない(甲子園で野球観戦だそうだ)との事なので、ちょっと落ち着けるかなと思ったら、明日納期の割とエグい仕事が飛び込んだ。SkypeでP社のTさんと話しながらデザインを考えるもグダグダに。何とか明日の昼までに形にしなければ。ネーミングも考えなきゃならんし、著作権や商標登録も調べなければならない。気合だ。
串焼きのNさん、テレビに出る
- 2011-04-14 (木)
- 日常
串焼きのNさんから入電、何と関西ローカルの超有名番組がロケに来るとの事で、こっそりお邪魔させて貰った。僕がお邪魔した時には、既にNさんは吉本の宇都宮まきさんと撮影の真っ最中だった。機材を見て、地方テレビ局でバイトしていた時の事を思い出した。懐かしいなあ。
撮影の合間に中へ入らせて貰って、店舗のブログ掲載用に、雰囲気だけで良いので撮影させて貰ってOKですかとお願い、快諾頂いた。ここぞとばかりにD7000の200mmズームが火を噴く。が、これ雰囲気じゃなくて完全にツーショット写真だ。これはNさんのプライベート用とする。
その後も撮影は続いたのだが、天然気味の宇都宮さんとNさんの、微妙に噛み合ってない会話に、Nさんの奥さん、同僚のTさんとで笑いを押し殺していた。奥さんが小声で「固い固い」って呟いているのがツボにハマった。あと、宇都宮さんの大食いはガチ。こういうロケって、スタッフも一緒になって『ごちそうさま』の状態まで持っていく事が多いのだが、気が付いたら完食されていた。あれ、僕なら食べきれない量だ。
何はともあれ、来月にはテレビでNさんのお店が紹介される(10分も尺があるとか)。どエラい事になった。今からアクセスの伸びが楽しみで楽しみで。
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