日常 Archive

写真の見せ方でえらい苦労している。折角良い写真が撮れても、掲載スペースが無ければどうにもならない訳で、また、気軽に複数の写真を見て貰えるようにしておかなければ意味が無い。最初、自動スライドショーで見せようかと思ったのだが、これだとやはりレイアウト的に大きさが制限されてしまう。結局サムネイルを集めてコルクボードに貼り付けたように見せて、クリックしたらLightbox風ギャラリーがポップアップ、という形に落ち着いた。試行錯誤に時間かかり過ぎ。

油断すると26時くらいまで普通に仕事してたりするのだけど、これ本当に良くない。絶対良くない。見直すべき部分が山ほどあるので、今の仕事が終わったら全部見直す。ホンマに。

お茶のKさん来訪。サイト制作も佳境に入っている。今日は細かい所の打ち合わせと、色んな操作方法についてのレクチャーを行った。KさんはHTMLをかじっているので話が早く助かる。タグの話を含めながら、現状と問題点について画面を見ながら話し合った。うん、何とかなりそうだ。

今日は3時間ほどガッツリ打ち合わせしたのだが、帰り際に茶畑と心斎橋店で撮影した写真をDVDに焼いてお渡しした。どれくらいの容量になるかなあと思ったら、2Gを普通に超えてて二人でビビる。1枚3M前後の写真が700枚弱あった。そりゃこうなるわな。

スーパーのK来訪。第2子の報告を受ける。生後2か月で今の所順調だそうだ。そういや名前を聞いてなかったなあと思って尋ねてみたら、「ヒロキや」と。ヒロキ…裕樹とか、宏樹とかかと尋ねてみたら、『大翔』と書きおった。こんなもん読めるか、と批難したら、「これ数年前の命名数第1位やぞ」と返されて言葉に詰まった。えええ。そ、そういう時代なんすか今は。オッチャンもう着いていけんわ。

気付いている方も居るかもしれないが、屋号の変更に伴って、本日ドメイン名も切り替えてみた。このブログのアドレスも、『hints.xii.jp』ではなく、『909.xii.jp』と表示されている筈だ。それに伴って、日ごろお世話になっている皆様にメアド変更のメールを出した。BCCに大量のメアドを入れているうち、僕も1年半でこれだけ沢山の人と仕事が出来るようになったんやな、とちょっと感慨深くなった。

屋号と言えば、一つだけデカい落とし穴が。郵便物の宛名を書くとき、屋号も一緒に書いて貰うと、番地の続きみたいに見えてしまうのだ。折角呼びやすい名前になったのに、これは完全に盲点だった。気を使って鍵カッコで括って下さるお得意先が。ああああ。メールにも書いておきましたが、僕への郵便物は屋号無しか『room909』で結構ですので宜しくお願い致します。

新しい領域へ足を踏み込むという事は、それだけ想像していなかった出来事が起こるという事であって、どれだけ今までの知識でカバー出来るかが勝負になったりする。ここ1ヶ月はまさにそういう感じで、必死で前に進んでいる感じの毎日だ。後から見返せば、きっと無駄にもがいてるのとかが見えるんだろうけど、今はそれどころではない。頑張ろう。

ところで、3つカタがついたのにお手玉の数が変わっていないというのはどういう事だ。この夏はサイトリニューアルを頑張ろうと思ってたのに、このままではまた自分の事が後に。

いつもブルガリアヨーグルトばっかり食べている僕だが、近所のスーパーでビヒダスヨーグルトが1個130円になっていたので浮気した。1個30円の違いは大きいと浮気した旨をtweetしたら、デザイナーのYさんに「他の常在菌に手を出すなんて」「共存できるかもわからないのにヒドイ」等と詰られた。僕はヨーグルトを甘く見ていたのかもしれない。御免なさいブルガリア。でも勿体ないからビヒダスは食う。

今の仕事が終わったら、ちょっと全部精査しようと思う。たまにそうなるならまだしも、1日8時間以上仕事をするのが当たり前になってるのは、ちょっと良くない。色んな意味で、割に合っていないという事になる。もう少しキチンとマネジメントしないと、身体が持たなくなる。色々考えてみる事にする。

A君から「さっき帰国したんやけど、今から行くわ」とメールが来た。どうやら無事にスペインから帰ってきたようだ。というか、ついさっきまで飛行機に乗ってて、そのままウチに来て大丈夫なのか。

小一時間ほどして、汗まみれになったA君がやって来た。スペインが乾燥しまくっていたので、その感覚のまんま自転車で飛び出してきたそうだ。炎天下の中。冷房を入れながら歓迎したら、カバンから何かを取り出した。それは、僕が幼い頃から憧れていたアメリカのゲーム雑誌、『NINTENDO POWER』だった。おー、どうしたんこれと驚きながら背表紙を見て、鳥肌が立った。全面に『cave story 3D』の広告が入ってる。言葉が出て来ない。

頑張って平静を取り戻し、先日インタビューを受けていた『日経エレクトロニクス』の記事を二人で読んだ。僕が提供した学生時代の写真が大きく使われていて、あーとかわーとか叫びあった。

その後、体力が尽きてきたA君と、眠気に襲われた僕は畳に突っ伏す。この状態で、今後の展開や将来への展望などを語り合ったのだけれども、どうしてもヤバい方向へばかり話が進む。夜中のテンションに近いヤバさだ。一つ余りにもヤバいネタが思い付き、話してみたら二人して笑いが止まらなくなって大変な事になった。僕たちは悪い大人です。決して真面目ではありません。

僕はちょくちょく思い付きだけで行動する事がある。本当に思い付きだけなのだが、京都駅から北大路まで歩いてみよう、そう思った。

飲み会からおいとました時点で、既に京都へ着いてからの電車は地下鉄も京阪も終電に間に合わない事は解っていた。京都駅まで戻ってきた時点でそこそこ疲れはあったのだが、取り敢えずホコテンの終わった四条通りを覗きに行こうかくらいの気持ちで、北へ向かって歩き出した。

そういや京都駅から北大路までって何キロくらいあるんやろう、と思いながら歩いていたら、東本願寺の前辺りで散乱しているゴミに気が付いた。恐らく屋台で買ったものの残骸だと思われるけど、四条通から歩いてくる人間って思いの外多いんだろうかと思わされた。当たり前の話だけど、道端にごみを捨てるなと。

五条烏丸辺りまではあっという間で、そこから四条へ差し掛かるまでの間に色々と異変に気が付いた。何だこの臭いは。四条通りに近づくにつれて、ハッキリと目に入ってくる。歩道や側道にうず高く積まれた、ゴミ。恐ろしい量の、ゴミ。本当にここがあのビジネスマンでごった返す烏丸通りか。

圧倒的な非日常感。申し訳無いが率直に言わせて貰うとスラムだ。こんな大きさのごみの山が、至る所に出来上がっている。同時に、恐らくボランティアの方だろう、ゴミを拾い集めている人も多数確認出来た。それにしたってこのゴミの量、明日の朝までに何とか出来るのか。こんな時間にこんな所を通った事が無かったから知らなかったけど、これ毎年こうなのか。シャレになってない。これが『祭りの後』か。

烏丸御池に差し掛かる頃には随分ゴミも減り、設置されて間もないと見える観覧席が姿を現した。明日も好天だと思うのだが、日除けとか無くて大丈夫なんだろうか。少なくとも僕は、この席でお昼間にジッとしていたくはない。タクシーを拾うならこの辺りが限界、と思いつつ更に北上。

途中東へ曲がったりしながら北大路まで戻ってきた。何となく、丸太町から今出川、今出川から北大路までが長く感じた気がする。驚いたのだが、後からキョリ測で測ってみたら8.2kmしかなかった。何だ、ランニングしてる距離と然程変わらんじゃないか。歩いた時間は約1時間半。サンダルだったので若干足指の付け根が痛いけど、それ以外は全く問題が無かった。