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技術 Archive
lzhと脆弱性
- UNLHA32.DLL の開発停止、作者がLHA書庫の使用中止を呼びかける(Slashdot.JP)
http://slashdot.jp/security/10/06/07/0335205.shtml
古くは高校の頃から何かとお世話になった『.lzh』が無くなるらしい。今でこそファイル圧縮は『.zip』がメインだが、フロッピーディスク時代は本当にお世話になったこの形式。経緯は以下の通り。
- .lzh形式の圧縮に脆弱性を発見
- 悪用される可能性があるので、アンチウィルスソフトに対応をして貰いたい
- .lzhは海外ではマイナーな形式の為、取り扱ってくれない
- それでも国内には危険が残るので、IPAなどが運営する脆弱性情報集積サイトに通報
- 不受理(.zip形式などの脆弱性は受理している)
- 仕方なく開発停止、作者自ら「使うのを止めて」とアナウンス
コメント欄にも書き込まれていたが、IPAなどの対応にかなりの疑問が残る。このまま放置しておいたら、.lzh形式が無くなるのは勿論、知らず.lzhを扱って攻撃される可能性が残る。大きな問題だ。何かコトが起ってからでは遅いのだが。
本当に帰ってきたはやぶさ
- 小惑星探査機「はやぶさ」、13日夜着陸へ(日本経済新聞)
http://www.nikkei.com/news/headline/related-article/g=96958A9C93819695E2E7E2E3808DE2E7E2E4E0E2E3E29180EAE2E2E2;bm=96958A9C889DE2EAE4EAE2EAE4E2E2E6E2E4E0E2E3E29F88EBE2E2E2
泣ける。本当に帰ってきた『はやぶさ』。7年の歳月をかけ、60億キロという旅を続け、小惑星『イトカワ』の砂などのサンプルを持ち帰ってきた『はやぶさ』。数々の信じ難いトラブルを乗り越え、地球に辿り着いた『はやぶさ』。あまりに嬉しいので、三度動画を掲載する。13日は正座して待機だ。
レゴプリンター
- 2010-06-05 (土)
- 技術
- レゴブロックで作ったドットインパクト風プリンタ(Slashdot.JP)
http://slashdot.jp/idle/article.pl?sid=10/06/04/0440242
またレゴで変なものを作った人が現れた。何となく懐かしさを感じさせる印刷スピードと解像度だ。上に乗っかってるレゴの人がユニーク。それにしても、ドライバまで組み上げてしまうとは、なかなかのツワモノだ。
プロバイダからプライベート情報が
- ISP でのパケット検閲による行動ターゲティング広告、総務省が容認(Slashdot.JP)
http://slashdot.jp/yro/article.pl?sid=10/05/31/0118203
asahi.com の記事によると、総務省はディープ・パケット・インスペクション (DPI) の広告利用に GO サインを出したとのこと (総務省の報道資料, 利用者視点を踏まえたICTサービスに係る諸問題に関する研究会」第二次提言(案)(PDF))。DPI は、プロバイダに専用の機械を接続し、利用者がサーバーとの間でやりとりする全情報を (パケットのヘッダだけでなく中身も全て) 読み取る。P2P ファイル共有ソフトの監視目的での利用は以前から認められていた。
久々に技術系で頭が痛くなるニュース。ネットの履歴を勝手に読み漁って、そこからニーズがありそうな広告を表示しますよ、という信じ難い内容だ。ブラウザ上の履歴を消しても、プライベートモードにしても、プロバイダのログを見ているので無意味。「ちょっとPC使わせて」でプライベート情報がダダ漏れに。イヤだったら自分で機能オフに出来る設定だというが、そんな事知らずに使い続けるユーザーはごまんと居る。匿名ユーザの発言が実に的を射ている。
よく知らないけど「電気通信事業者」って、インフラに流れる内容を自己利益に利用するのは御法度じゃなかったっけ?
例えばNTTが全通話を音声解析して、会話内容に応じた広告ハガキを郵送するのと本質的に何か違うの?
恐るべき愛・Googleパックマン編
- グーグルの「パックマン」ロゴができるまで–ウェブ技術でオリジナルを忠実に再現(CNET Japan)
http://japan.cnet.com/special/story/0,2000056049,20413964,00.htm
海外勢の、オールドスクールゲームに対するリスペクト具合はハンパじゃない。半年もかけて本物を追求し、挙動の細かさまでブラウザ上で再現するとはクレイジーで最高だ。ホントに迷路以外は完全移植だったとは。まさに愛だ。まあ日本人もExcelでフルHDインベーダー作ったり(ITmedia Gamez)してるけども。日本人のリスペクトは良い意味でヒネクレてると思う。
微速度撮影で擬似ミニチュア映像
- 2010-05-27(Nao_uの日記)
http://game.g.hatena.ne.jp/Nao_u/20100527#p1 - 街並みや工事現場がジオラマみたい!“微速度撮影”の美しい動画(はてなブックマークニュース)
http://b.hatena.ne.jp/articles/201005/1173
微速度撮影とは、録画する際に実際よりも遅い速度でフィルムを回して撮影する方法で、これを標準スピードで再生すると、通常よりも速い動きで見られるという、植物の成長撮影とかで使われるアレだ。この映像はAftereffectsで少しエフェクトを掛けているようだが、パッと見ではミニチュアのストップモーション・アニメーションのようだ。可愛い。割と身近な機材でも似たような事が出来るようなので、機会があれば試してみたい。
無線LANのセキュリティは大丈夫ですか
- グーグル、Wi-Fiネットワークの通信情報を誤って収集–Street View撮影用車両で(CNET Japan)
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20413470,00.htm?tag=deq:2
とんでもない量の情報が集まってたんだろうなあ、これ。データ処分するのも大変だ。こうやってニュースになっている所を見ると、野良APって本当に多いんだなあ。僕は未だに一度も見た事が無いのだが(発見したとしても怖くて近付けない)。無線LANのセキュリティには、くれぐれもご注意を。
全身透視スキャンなんてものが
- 米 TSA 職員、スキャン装置に映し出された性器のサイズをからかわれ同僚を攻撃(Slashdot.JP)
http://slashdot.jp/security/article.pl?sid=10/05/11/0315209
若干シモネタではあるが、これ結構大きな問題だと思う。米運輸保安局 (TSA) 職員って事は、空港とかで使われるスキャン装置ではないのか。とすると、通った人間は全員裸で映り、データベース化され、何かの拍子にこうなったりするのではないのか。テロ対策は大切だが、もう少し何とかならんのかこれ。あといい歳こいた大人がしょうもない事で人をからかうな。
中国の軍用シャベルが万能すぎる
強度と衛生面と刃物の安全性さえ確保されていれば、これ相当良い道具なんじゃなかろうか。幾つか無理やりとしか言い様の無い使い方もあったが、概ねグッと来る機能満載だ。家庭向けなら刃物部分は省いても良いかも知れない。
フォント縛りからの解放
- ついにウェブでも有名書体が使える!ウェブフォントサービス Fonts.com Web Fonts β版が運用開始(フォントブログ)
http://blog.petitboys.com/archives/fontscom-web-fonts.html
サイトを作る際、フォントというのは結構大きな壁になる。設定自体は簡単なのだが、閲覧者のPCにそのフォントが入っていなければ当然表示されない。必然的に使用出来るフォントは、Windowsの場合なら必ず入っている『MS Pゴシック』や『MS P明朝』くらいしか無くなる訳だ。
が、このサービスはそのフォントの壁をブチ破ろうとしている。事前にサービスに登録しておけば、Webサイトを表示する段階でフォントもダウンロードし、手元にモノが無くてもちゃんと表示されるという訳だ。以前からチョコチョコ話は聞いていたのだが、ここまで本格的な形になっていたとは。日本語も幾つか使えるようなので有難い。一度テストしてみる価値はあると思う。
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