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偉人 Archive

五体不満足始球式

ニュースにもなっているのでご存知の方も多いとは思うが、あの乙武さんが、始球式でボールを投げた。僕の知りうる限り、日本で一番『強い』のはこの人だと思う。乙武さんの『壁』を壊す力は計り知れない。心から尊敬する。

超人二人の異種格闘技戦

その一報を聞いたのはtwitterだった。『上原ひろみがUSTREAMに生ライブで出る』、もうそれだけで仕事が手につかなくなった。昨年のグラミー賞に選ばれた、日本が世界に誇る、超超絶ジャズピアニスト。

急ぎUSTREAMへ。ストリーミングだから画質や音は大したことが無いだろうと思っていたら、開演前の観客の囁き声まで拾えているではないか。ひょっとして…と思ったら、とんでもない音質で演奏が開始された。今までストリーミングで、ここまでの音を聴いた記憶は無い。鳥肌が立った。

自由過ぎる。

演目はしょっぱなから右手で弦を押さえて左手で演奏というトリッキーなものからスタートして、超絶アレンジの『上を向いて歩こう』、亜光速『Donna Lee』、『Rhapsody in Blue』からレッチリの『Under The Bridge』などへの20分超の恐ろしいメドレーと盛り沢山。ヤバいヤバいヤバい。気が付いたら先日のライブでお世話になったピアノのUさんから「私も見てます!」というtweetが。大興奮。

演奏技術の方は…もう言葉にならない。右手で延々高速五本指トリルをしながら左手でアドリブとか、速過ぎて何やってんのかさっぱり解らないパッセージとか。立ち上がって、上体を反らして、暴れて、何故インテンポで32分フレーズが弾ける。こんなもん間近で見たら発狂するわ。でも一番ゾクッと来たのは、フレーズのブレイクと音の強弱、長さの調節。どんなに情熱的なプレイからでも、ゾッとするくらい切れ味鋭い休符を挟み込めるあの技術。以前にテレビで観た時より、演奏技術も表現力も格段にパワーアップしている。何処まで行く気だ。

凄い汗だった。

そして、そんな超人上原ひろみの相手を務めるのが、タップダンサー熊谷和徳。彼もまた、とんでもない超人だった。あの高速アドリブに、何故『タップ』で合いの手が入れられる。誰がどう見ても申し合わせ出来るような演奏ではないのに、完全に『会話』が成立している。タップって、極めたらこんな所にまで到達出来るのか。どんなに高速でも平気で二拍三連の裏とか踏みまくるし、アドリブもやるし、もう何なんだこの二人。

偉大なる超人二人。

ライブは1時間半ほどで終了したのだが、もう入り込み過ぎて、時間が経った事にも気がつかないくらいだった。超一流のアーティストたちの共演が、自宅で、無料で楽しめるとは。どんな時代だ。DVDが出たら絶対買う。折角なので2010年の映像もご紹介。

超一流の二ケツ


ロードレースの無冠の帝王と、F1の赤い皇帝が二ケツしてデモ走行…これ、デモなのか。こんなんの後ろに載せられたら、普通なら一瞬で振り落とされる。もし仮にタンデムシートに括りつけられていたとしても、こんなに身体を倒せるか。どんな絶叫マシーンより怖いぞこれ。見てる方がヒヤヒヤする。

被災者に勇気を貰う

この状況下で、こんなにも力強い発言が出来るのか。言葉の重み、暖かみが桁違いだ。チリ津波、第二次世界大戦など、潜った修羅場の数が違うのだろう。偉大なる人生の先輩を失望させない為にも、みんなで頑張らなければ。この映像、もっとリピート放映して欲しい。悲惨な映像よりも、力強い映像を。これほど力を貰える言葉は無い。

アスリート『千代の富士』

何となく相撲が観たくなって探してみたら、千代の富士が出て来たのだが、これ、とんでもない一番だった。何だこの筋肉は。千代の富士の鍛え方、ハンパじゃない。何であの状態から片手で返せる。これは惚れるわ。せっかちな人は3:20辺りから観るのが吉。千代の富士の全盛期の体脂肪率は、10%らしい。

伝説になった間寛平

文字通り、『前人未到』。人間、やればここまで出来てしまうものなのか。彼の職業はお笑い芸人。伝説の、お笑い芸人だ。

それを迎える先輩、後輩芸人のコメントがまた素晴らしい。笑えるのにグッと来る。流石は芸人、と言えるコメントばかりだ。真っ当な池乃めだか師匠のコメントも素晴らしい。

江頭2:50×イチロー

僕が心から尊敬する2人の名言集。江頭2:50は間違い無く偉大な芸人だ。めちゃイケに出始めたころから大ファンだったが、この名言集を見てからもっと好きになった。芸人ってのは、本当に大変な職業だと思う。

森毅氏の本

美品ではないけど。

僕が事務所へ持ち込んだ本の中に、森毅氏の本が2冊ある。『すうがく博物誌(上・下)』、初版、サイン入りだ。母の実家に宛てられたものだったのだが、僕が幼少の頃、算数が好きだったという理由で譲り受けた、宝物だ。

中身もかなり面白く、1ページ毎に数学用語をユニークかつシニカルに説明していくというものだった。このシニカルさがたまらないのだ。難しい言葉も多かったので幼少の頃には半分も読めなかったが、高校生に差し掛かる辺りで読み直して面白さを再発見。数学者としてだけではなく、物書きとしても一流だと気付かされたものだった。安野光雅氏の絵がまた良い味を出しているのだ。

僕は数学者が好きで、技術者が好きだ。父方の祖父(天文・物理学者)や学研の影響もあると思うのだが、数学を操る人に憧れを持ち、新たな発見を耳にする度心を躍らせた。僕の数学的知識量なんて大学生にも及ばないレベルなのだが、僕は数学の持つ世界が好きなのだ。

このニュースを聞いた時、しばらく呆然とした。人間なのだから寿命があるに決まってはいるが、何となくこの人は不死身だと思っていた。年を経てもユニークさは一向に衰えず、老いてますます盛んというイメージを持っていたからだ。

時間が作れれば、森毅氏の本をもっと読んでみたいと思う。心からご冥福をお祈りいたします。

Oscar Peterson Trio – The Girl From Ipanema

凹んだ時には音楽に限る。原点に原点に立ち返るつもりでOscar Petersonの『We Get Requests』より『イパネマの娘』を引っ張ってきた。最初に聞いたのは中学生くらいの頃だろうか。父の持っていたレコードで聴いて衝撃を受けた。学生時代にCDで浴びる様に聴いたので、飽きて最近ではほとんど聴いていなかったのだが、大きな誤算だった。3分ちょっとでこの構成。超有名曲という事もあってスルーしていた節もあるのだが、勿体無い事をした。ちょっと興奮している。

Antonio Carlos Jobim – One Note Samba

『1個の音しか使ってないよー』みたいな歌詞だけど、いざセッションに持ち込もうとするとエラい難しい曲。聴いた時と演った時のギャップが凄まじい。早いテンポで演奏すると、もう何が何だかさっぱり解らん。Jobimのコードワークは素晴らしいなあ。

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