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Result 14 for はやぶさ

トーマスたちに謝って下さい

僕の周りは、愉快な大人で一杯です。こんな事ばっかりやってますが、みんな凄い人らなんですよ。ホントにホントに。

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【2-3】横浜から淵野辺のJAXAへ

ひょっとしたらこの旅一番の驚きって、『横浜駅』と『新横浜駅』が離れている事なんじゃないか。そんな事を考えながら八王子行きのJR横浜線で移動する僕。目指す地は淵野辺、JAXA相模原キャンパスだ。実物大のロケットが転がっているとの事で、ガンダム→クラタス→ロケットと男子心満載の1日だ。余談だが、『大阪駅』と『新大阪駅』は電車で2分とかなり近い。

そういや八王子って東京やったよなあ、何で神奈川に行くのに終点が東京になってるんやろう、と思いながら淵野辺着。何と駅前で、taigooooさんが車を停めて待っていてくれた。昨日知らされたんだけども、僕が遊びに来るという事で半休を取ったそうだ。何という事を。ホント申し訳ありません。

地理も何も解っていない僕、taigooooさんに色々伺う。これから向かうJAXA相模原キャンパス、駅からは結構離れているそうだ。更に言えば、淵野辺と相模原もかなり離れているそうで、車でもなかったらどうにもならなさそうだった。無計画過ぎる僕を殴って下さい。更に八王子終点の件も尋ねてみると、相模原は神奈川の北の方に位置していて、東京の八王子と隣接しているとの事だった。なるほど。

そのまま車で数分、JAXA相模原キャンパス到着。受付を済ませて構内に入ると、そこには巨大なロケットが転がっていた。こちらの『M-V ロケット』、模型では無く、実物そのものなんだそうだ。すぐ側で学生向けの解説をやっていたので耳を傾ける。ラッキー。

どうやらこのロケット、造船所がボディを作ったんだとか。改めてロケットを見てみると、何だか急に親しみを感じた。こう、宇宙工学というと、やたらめったら高価で貴重な物質を使いまくるみたいなイメージがあったんだけど、現実はそうでもなかったらしい。あと、思ったよりはロケット自体のサイズが小さかったのも印象的だ。テレビで見る打ち上げのシーンだと遠近感が解らず、高さ100mくらいあるんやろなと思っていたが、こちらは全長30.8m。

取り敢えず浮かれてみる。taigooooさん半休取って貰った上にこんなアホな事に突き合わせてしまってホントに申し訳なく…

はやぶさの模型。思わず、えっと声を上げた。小さいのだ。こんな小さいのが、60億キロも飛んで地球に返ってきたのか。全長1.5m、全幅1.5m、総重量たったの510kg。信じられん。ここで久々に、はやぶさの変態技術力を称える動画をどうぞ。何度も書くけど、これ凄い小さいのよ。


常設展示はあまり量が多くないようだけど、イベントがあると更に多くの展示物を見せて貰えるというJAXA相模原キャンパス。こんな凄い施設が近所にあるなんて羨ましい。父方のお爺ちゃんが見たら、きっと大喜びしたんやろなあと思いつつJAXAを後にした。

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やってきた悪い大人たち

仕事明けの喫茶店。カウンターから一番近い席に、悪い大人たちが鎮座している。名を、神奈川の技術屋Tさん、NIGOROのサミエルさんという。

そもそもの始まりは、先日のtwitter。おもむろにTさんとサミエルさんが密談(という名の公開トーク)を始めた。「そういやまだ、しゅうさんとこの喫茶店行ってないんですよね」「じゃあもうすぐ出張あるから一緒に行きましょうか」「どうせならMSX的なもので武装して喫茶店を襲撃しましょう」と。ちょっと待って。本人を目の前にして、一体何を。


MSX。1980年台に国内外で活躍した、ホームコンピュータの統一規格だ。テレビに繋いで使える事と、当時としては非常にリーズナブルな価格帯で人気を博しており、僕ら3人もそれぞれMSXを所持していた。自分でプログラムを書いてゲームが作れる、という喜びに満ち溢れていたあの頃。ファミコンフィーバーを尻目に、日々プログラムを書いては遊んでいたものだ。ファミコンユーザーには(特に描画能力面で)散々バカにされたけども。そんなMSXを未だに愛してやまない大人達が、本気でMSXネタを持ちこんでくるという。怖い。一体何を持ちこんでくるんだろうか。一般のお客さんが引かない程度にお願い致します。

かくして夕方にやって来た2人。「MSX本体をショルダーバッグにして持ってくるのではないか」と噂されていたが、実に普通に来店され、店内では非常に大人しかった。それはそれで逆に怖い。お店が忙しかったこともあり、この時はあまり話が出来なかったのだが、どうやらお楽しみはこの後だそうだ。そうそう、先日のお礼に、とTさんからお酒を頂いてしまった。地元の水で作られた日本酒で、『はやぶさの故郷』というグッと来るサブタイトルまでついている。それを見たサミエルさんが、「しまった、ウチの地元で販売されてる水道水持って来れば受けたのに!」と悔しがっていた。ハイレベル。

閉店後、3人で河原町方面へ向かう。道中ずっとオリジナル版La-Mulanaの話で盛り上がり、原チャとベンツの接触事故を見た後に三条河原町に到着。適当に歩いて、適当なお店に入り、お好み焼きを食べながら、いよいよ悪い大人たちが全力全開に。

最初に飛び出したのは、サミエルさん所蔵のMSXPLAYer(1chip MSXの前に出た公式エミュレータ)に、何とMIDIサウルス。「しかもMIDIサウルスはVer1.0です」という、解る人にしか解らない激レア具合。僕とTさん悶絶。更に飛び出したのがソフトコレクション。「MSXユーザーなら是非遊んでおきたいラインナップです」との事だが、何故テープ版レリクスが。しかもMSX2用レリクス(ROM)もある。「レリクスに関してはX1やX68kのも持ってます」と。おかしい。やっぱりサミエルさんおかしい。しかもソフトケース、良く見たらポニーキャニオン純正のMSX用ソフトケースですよ。こんなん一体何処で。ソフトの状態も恐ろしく良くて、テープなんか新品に見える。「ホンマはね、最初MSX用テープレコーダー持ってこようと思ったんですけど、何処に仕舞ったのか見当たらなくて…」、恐るべし、サミエルさん。

折角なので、サミエルさんイチオシの隠れた名作『アラモ』の動画を。MSX1でクォータービューのスクロール有とは無茶な事を…

続いてTさん、懐からとあるROMを取り出した。これは…先日コッソリ見せて貰ったアレじゃないですか。ダメっすよ、これヤバ過ぎて載せられないっすよ。「これは…」とサミエルさんも驚愕。機会があれば是非ご紹介したいけども、出来る日は来るんだろうか。取り敢えずモザイクかけておこう。

適当に酒と焼き物を頼みつつ、悪い大人達のトークが加速する。恐らく周りのお客さんは誰一人として解らないであろう、レトロハードの話やゲームの話が中心。まずはTさん、自身が所持されていたPC-8001の仕様を挙げて、「解像度たったの160×100で、メモリ16k、画面内で使える色に変更回数制限がある(Enri’s Home PAGE参照)んですよ!音もBeep音だけなんですよ!それに比べたらMSXって、凄い高性能やったんですって!」と力説。激しく噴き出すサミエルさんと僕。先日伺った工業高校時代のエピソードもバンバン出てくる。「BASIC触るくらいならアセンブラのほうが解りやすいす」とサミエルさん、「工業高校時代はハンドアセンブルが常識でした」とTさん。ダメだ僕では太刀打ち出来ない。

続いてサミエルさんの当たり判定話。「昔のアクションゲームのキャラ、ニュートラルポーズって足を開いてるでしょ?あれ、プレーヤーに地面との当たり判定を認識させやすくしてるんですよ。ガケとか階段の前に立った時に解りやすくする為です」と。おお、この話、A君もしていた。「最近のゲームで、それが直立になってるのがあるんですよ…当たり判定が解りづらくて、許せなくて」、なるほど解ります。と、ここでTさんから質問が。「La-Mulanaの地形当たり判定って、どうなってるんですか?プレイしてて思ったんですけど、あれ特殊地形だらけじゃないですか?」、あ、ホンマや。

ここから、La-Mulanaの技術的な話がバンバン飛び出してきた。Tさんと僕、のけ反りっぱなし。特にテクスチャの話を聞いて、引いた。狂ってる。良くぞこんな事を、たった3人で。普通の人だったら絶対やらんような事を、NIGOROの3人は血反吐を吐きながら実行してる。ここで書いても良いんだけど、どうせならまた何らかの形で、皆さんに聞いて貰えるような何がしが出来れば良いなあと思う。La-Mulanaのウラガワ、恐ろしい深さだ。

話はこれだけで収まらず、実は半分くらいは真面目な話をしていた。悪い大人達は、意外に真面目な大人達でもある。で、気が付いたら終電間近。ノンストップで5時間(サミエルさんとTさんはウチの喫茶店と帰りの電車でも喋ってたから7時間)も喋っていた。それでもあっという間と感じたんだからよっぽどだ。近くの駅まで二人を見送り、僕は終バスを逃し、結局地下鉄で帰路についた。お二人とも遠路はるばる、本当に有難うございました。最高の仕事明けになりました。また、近々。

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USTREAMでシャトル打ち上げが観られる時代

twitterのタイムラインで、「そろそろUSTREAMで最後のシャトル打ち上げ中継が始まる」との事で、急ぎ移動。正座待機した。

はやぶさの時も相当感激したけど、今回はNASAが全面的にバックアップしてHD画質で全世界配信ですよ。何だこの画質。同時視聴者数が90,000人とかになってるけど、一切影響なし。恐るべしNASA。あと、USTREAM上のタイムラインに日本人居過ぎ。

打ち上げ成功までをずっと見ていて、つくづく良い時代になったなあと思わされた。テレビみたいにしょうもないワイプや文字も入らず、変な演出も無く、打ち上げだけを純粋に放映する。これだけで十分に感動出来るのだ。今後、様々な中継でも、実況や演出の有り無しを手元で切り替えられるようにして欲しい。

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宇宙開発とバグ

「イトカワの砂を確認!大成功です!」
「万歳!」
「さあ皆で祝杯だ!」
「おめでとう!おめでとう!」
「金属球が出なくて泣いたことも今じゃいい思い出だな!」
「この雰囲気なら言える!実はあれの原因はおれの…」

笑った。でもこれ、複合的な要素が絡んだバグだと思われる。簡単に責められるものではない。

>有人宇宙飛行はできませんね。
>こんな簡単なバグをつぶせないようでは。
 
その発想は間違っている
試験出来ないバグは簡単なバグなどではなく,潰すのが非常に難しいバグだ
組込系では実地にテストするのが難しい異常対応処理のコードにバグがあって作った意味がなかった-という話は良くあるものだ
 
有人宇宙飛行のような高信頼性が要求されるシステムでは,試験を念入りにおこなった上で,バグは完全に無くせないことを前提にさらに独立して実装した別系統の制御システムも加える
たしかスペースシャトルの飛行制御システムは複数のコンピュータの多数決+別機種のコンピュータ・別実装のバックアップ系という構成になっていたはず
バグや故障の存在を前提とした信頼性保証を目指すという発想が出来なければ有人宇宙飛行は出来ない
それが米国人と日本人の違い
(はやぶさはもとより一発勝負だし,失敗したって人が死ぬわけじゃないから,そこまで考えてないし考える必要もない)

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はやぶさ万歳

大快挙。出来過ぎと言える結果だと思う。はやぶさ、恐ろしい子。技術立国日本、ここにあり。

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『これが現実』

何となく、このコメントだと失敗してすぐ手元に帰ってきたみたいな印象を受けるんだが。『これが現実』って、どっちかというと悪い印象の時に使わないか?

それはともかく、またこんな面白そうなものを関東だけで公開しおって羨ましい。大阪とか神戸辺りにも来ないのか。欲を言えば京都に来てほしいのだが。

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はやぶさラストショットのドラマ

はやぶさのラストショットは、真の奇跡とも言うべきものだったようだ。読めば読むほど、よう撮影出来たなと思わせられる。幾つもの『ぶっつけ本番』が重っており、「もし私がダウンしたらこの撮像はできないので、体調管理にも気を遣いました」との言葉を残した担当・橋本氏のプレッシャーは相当なものであったろう。制限時間ギリギリのラストショット。画像の下のほうが表示されていないが、これは転送中に通信機器が壊れ始めた事を意味している。

それにしても、はやぶさは本当に多くのドラマを生んだ。同時に、大勢の技術者達の奮闘する姿を見る事が出来た。こういう機会でも無ければ、ここまで技術者達に光が当たる事は無かっただろう。祖父が生きていたら、どんな風にこの中継を見ていただろうか。

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今年度最高の怒り

どの面下げて絶賛した、全技術者の敵よ?

# 2009 年(平成21年)、事業仕分けに於いて、後に世界初となる小惑星からの帰還を果たしたJAXAの小惑星探査機、はやぶさに関し、次のように発言し、仕分け対象とした。

* 「それが国民の生活にどのような役に立つのですか?具体的にお答え下さい。」
* 「はやぶさはミネルバ投下やサンプル採取に失敗している上[14]その原因はいずれもプログラミングのミスというお粗末なものです。こんな意義の少ないプロジェクトに150億円も投資し、能力の無いJAXA職員に高給を払い続ける意味は本当にあるのでしょうか?具体的にお答え下さい。」
 
# ビートたけしは、これら一連の業務仕分けに対して、テレビ朝日系特番で、JAXAの施設を取材し、「スーパーコンピューターに限らず、なんでも1位にならなきゃ金もうけできないじゃない。2位になったら他から買わなきゃいけないぜ。研究開発に金使わない国はダメになる」「仕分けしてもいいけど、やっちゃいけないことはダメ。知らないことには口出すなっていうのはあるよ」と語った。

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衝撃のパンツ

はやぶさ帰還に浮かれつつ快適パンイチライフを過ごしていたら、ドアノブに端っこを引っ掛けてパンツが裂けた。お気に入りのパンツが。ベトナム製のパンツが。チャイナドレスみたいなスリット入りに。どうして、どうして神様。

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