hxblog | 909
雪と桜で地獄を見た

作業も終わって帰ろうかと思ったら、雪が降っていた。ちょっと待て、もうすぐ4月の筈じゃないのか。慌てて外に出たら、少しずつ雪の勢いが増してきた。軽装の僕に死ねと申すか。

仕方なく雨合羽を引っ張り出して外に出たのだが、ひょっとしたら桜と雪の滅多に見られないコラボが見れるのではと思いテンションマックス。寒さも忘れて咲いている桜を探しに出た。幸い桜はすぐに見つかり、何度もシャッターを切る。出来上がった写真は、何だかよく分からないものになっていた。それでも良い物が見られたと満足し、帰路に着く僕。
異変が起こったのは、道中も終わりに近づいた頃だった。
皆さんはガソリン入れたての原チャや車を運転した際、なかなか減らないガソリンメーターを見てほくそえんだ事は無いだろうか?僕なんかは無敵モードに突入したと安い興奮に包まれたりするのだが、そのまた逆もしかりで、メーターが『E』になってもかなり走れる事に喜びを感じたりしないだろうか?それに慣れてしまい、メーターを信用しなくなったことは無いだろうか?
結論を言おう、ガソリンが尽きた。
19の時に原チャの免許を取って以来、一度として経験したことの無かったガス欠。目的地まで持つだろうかとヒヤヒヤした事もあったが、今までただの一度としてガソリンが尽きた事は無かった。ショックよりも、新鮮さを覚える僕。あ、ホンマに止まるんや、と。
不幸中の幸いか、自宅までは押して歩いても15分程度の距離。寒いが仕方が無い、ノンビリ帰るかと思ったが、明日はどうすれば良いのだ。朝っぱらから最寄のスタンドまで押して歩くのか。一番近くのスタンドは地域一高い有人スタンドだし、かと言って安い所は徒歩20分。何より、そこまで押して行くのが恥ずかしい。兄や母のバイクからガソリンを貰おうにも、醤油チュルチュルが無い。
腹をくくって、現場から最寄のガソリンスタンドに向かって歩き出した。恐らくここからでも20分程度で空いているスタンドがある筈。深夜の為、営業を終了しているスタンドがあちこちにあるのが恨めしい。寒いわ重いわ遠いわ、さっきまでのテンションは何処へ行ってしまったのか。
面白い事に、数分押している間にタンクに残ったガソリンが少しずつ集まり、10秒程度だけ走行する事が出来た。これは大きなアドバンテージだ。地図を頭に思い浮かべ、住宅街などを使って可能な限り最短距離を走行。が、普段通りなれない道、しかも夜とあってミスを連発。行き止まりにブチ当たって半泣きになる。結局3回走行する事が出来た。一滴一滴のパワーを思うと、ちょっとガソリンが愛しくなったりする。

何だかんだ言いながらスタンドへ到着。恐らく15分程度かかったが、生きて辿り着けた事に感謝したい。雪の桜に始まって、ガス欠、空のタンクに満タン給油というレア体験までさせてもらったので、今日は良い日と言うことにしておこう。山の中とかでガス欠にならなくてホントに良かった。
予算7万円弱で高度35000mから地球を撮影
- 予算7万円弱で高度35000mから地球を撮影(Slashdot.JP)
http://slashdot.jp/science/article.pl?sid=10/03/27/0254257
条件がそろい、申請さえ出せば、個人でも地球を撮影出来る時代になったようだ。flickrのギャラリーに写真と映像があるのだが、こんなシンプルなシステムで、こんな綺麗に撮影出来るとは。コメント欄で、どうやったら日本でも出来るか、ネタを交えて話し合っているのが面白い。学校で出来たらウケるだろうなあ。
手帳を買いました
- 2010-03-29 (月)
- 日常

手持ちの手帳が3月末で終わる為、新しい手帳を買ってきた。別段どうと言う事の無い、マンスリー手帳だ。
実は元々、僕は手帳が大嫌いだった。手帳にスケジュールを書き込む、という行為が嫌いだったのだ。そこに書いてしまう事で、一日の全ての内容が決まってしまいそうで。それ以外に何も出来なくなってしまいそうで。思い付きや偶然性を重視する生活を送っていた僕にとって、それは一番つまらなくてイヤな事だった。良く考えたら、これダメ人間か。
しかし、大勢の人と一緒に仕事をする機会が増えるに従い、手帳を持たざるを得なくなった。そうすると今度は、そのスケジュールの中で思い付きや偶然を探すようになったのだ。僕も少しは社会に順応したと言えよう。と言うより、今の仕事スタイルだと手帳が無いと怖過ぎる。今までどんな生活をしていたんだ僕は。
そう言えば昼休み時間か
- 2010-03-29 (月)
- 日常
買出しの途中、前職の上司と遭遇した。もっとも、僕は原チャでヘルメットを被っていたので、至近距離ながら気付かれていなかったのだが。去年までだったら、顔を合わせるのもイヤだと思っていたが、今日は別段何も感じなかった。今なら多少は胸を張って挨拶出来ると思う。
事務所 ver1.00
- 2010-03-28 (日)
- 設営

揃ったっぽい。当初予定していた通りに収まった。本当に思い通りになって自分で驚いている。人間やれば出来るもんだ。年始から始めた事務所設営も、ピアノ導入で一応完成の日の目を見た。さあ、かかってきなさい。
ミシン目で快感を
- 2010-03-28 (日)
- 日常

演劇用のチケットを作る為、オルファのミシン目カッターを購入。これがすこぶる具合がいい。差金を当ててスッと引いたら一発でミシン目が。分厚い紙でも少しゆっくりやれば十分。穴は貫通しないが、綺麗にカットする事が出来た。多少手間はかかるが、これでわざわざ高い専用紙を買わなくて済む。
その昔、こういうミシン目に憧れていた時期があり、やたら本物のミシンで穴を空けまくった事がある。自分で作ったミシン目をプチプチ切り離すのが快感だったのだ。その手応えが。約30年振りに蘇る。やたらチケットを作りたくなってきた、この昂りをどうすれば良いのか。
UNOスーパーハードワックス再び
- 2010-03-28 (日)
- 日常

先日購入した、資生堂UNOのウルトラソリッドがあまりに酷く(クレイ、ゴワゴワ、洗髪しづらい)、とうとう逆上してネット通販で大量購入してしまった。売り場から消えた筈の、UNOスーパーハードワックスを。
そう、店頭では消えたこのワックス、ネット通販ではまだ少しだけ販売されているのだ。いずれこれも在庫が尽きる為、これを買う事は問題解決を先延ばししただけに過ぎないのだが、もう我慢ならん。何故理想のワックスに出会わんのだ。何故クレイではなくキープ力があって洗髪しやすいワックスが無いのだ。答えろ、答えるんだよし子。
あと、資生堂のサイトには未だこのワックスがラインナップされているのだが、これはどういう事か。復活するにしても、今年に入って店頭で見かけた事は一度もないし。近々資生堂に問い合わせしてみるか。
ソニーはいつ目を覚ますのか
- 2010-03-28 (日)
- 時事
- ソニー迷走はいかにして起こったか(GIZMODO JAPAN)
http://www.gizmodo.jp/2010/03/post_6918.html
みんな考える事、感じる事は同じか。多分、極限まで追い込まれないと、昔のようなソニーにはなれないのかもしれない。生きている間に、またあの素晴らしいソニーに会えれば良いのだが。
エンジニアたちの名言
- じ~んときた!現代のエンジニア22人の名言集(Tech総研)
http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=001671
不器用の勝利、という言葉がある。不器用だからと逃げずに、それを克服することを考えるところに初めて進歩がある。
西澤潤一 (光ファイバーの発明者)『愚直一徹』(日本経済新聞社)より
熱い。凹んだ時にはこれを読む事にしよう。他の名言もすこぶる熱い。技術屋万歳。
世界一危険な道路
- 2010-03-27 (土)
- 日常
英国国営放送BBCの『TopGear』より、世界一危険な道路の映像。気の弱い方は閲覧を勧めない。これは間違い無く世界一だ。断崖絶壁、未舗装、ガードレール無し、街灯無し、霧多し、道幅狭過ぎ、対面からトラック。年間100人程度が死んでいるという、『Death Road』こと『Yungas Road』。酷道(こくどう)なんて目ではない。9分くらいからが特にイカれてる。幾ら金を積まれても、僕は絶対ここを走らない。
一応、番組と企画を説明しておこう。この『TopGear』は英国だけではなく世界中で人気のある自動車番組で、超辛口の新車批評から無謀なチャレンジシリーズまで、とにかく車を愛してやまないオッサン達の番組だ。この映像は、『激安シリーズ』という、決められた金額で車(中古車)を買って様々なチャレンジをこなす企画のもので、今回はボリビアのジャングルから高山地帯を走破するのが目的らしい。ニコニコのアカウントをお持ちの方は、是非1からご覧頂きたい。車と人間の限界を堪能出来る事間違い無しだ。
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