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時事 Archive

確かに読む量は増えた

そう、ここ数年、僕は読む量が劇的に増えた。特にニュースサイトや読み物系ブログに関しては、毎日しっかり時間を割いて目を通す。当然仕事に役立つからという事もあるのだが、もう一つ大きな理由として、『人の文章を読むのが面白い』というものがある。中身もさることながら、文章自体が面白い。書き手それぞれに個性があり、思惑があり、それを感じ取る事が楽しいのだ。そこで得たものが、今日の僕を支えているといっても過言ではない。文章や言葉には大きな力がある。

その後の対応が明暗を分ける

最近のWebサービスは無料でも本当に優れたものが多く、それを使ってメシを食っている人も少なからず居る(僕もその端くれだ)。が、そんなサービスやコミュニティにもルール・常識があり、それを知らずに美味しい部分だけをつまみ食いしようとすると、こういった事になる。よく、ネットと現実社会は別と考えている人が居るのだが、どちらもほとんど同じものだ。逆にネットのほうが厳しい部分もあり、『無知は罪』となるケースが多い。

上記のUCCの場合、その後の対応が素晴らしかった。1時間でネット上の騒ぎに気付き、2時間で全てのサービスを停止。夕方前には社長が「すべての情報を正直に出して謝罪する」と決断、謝罪文を出した。情報漏えいやウィルス以外の騒ぎで、ここまで対応が早いというのは聞いた事が無いし、その潔さも素晴らしい。大抵こういうトラブルは、2~3日誤魔化して放置し、遅きに失する謝罪文掲載、というパターンが常だ。ミスの内容自体は目を覆わんばかりの酷さなのだが、この社内体制は高く評価されるべきだと思うし、見習うべきだ。特にサイバーエージェント。

価値の無い紙幣がインドを救う

かなり惹かれるタイトルだったので読んでみたが、興味深い内容だった。ロシアなんかはエゲつないと聞いていたが、インドも賄賂が酷いらしい。この活動を慈善団体がやっているというのだから何とも。

好角家・デーモン閣下

常々思っている事だが、デーモン閣下が横綱審議委員長になるのが一番良いと思う。これだけ相撲に詳しく、愛情を持っている人はそうは居ないし、何より視点が鋭くて説得力があり、配慮も素晴らしいものがあるからだ。個人的にはもっと頻繁に大相撲のゲスト解説に出演して欲しいと思う。どうでも良い話だが、Wikipediaで語られているエピソードが面白過ぎる。

  • 実母は閣下の「悪魔ぶり」を否定するどころか、普段楽屋を訪れた際に関係者に「デーモンの世を忍ぶ仮の母でございます」と挨拶したことがある。
  • TBSの敏腕記者・キャスター小暮裕美子を「「世を忍ぶ仮の姉」であり幼少時から現在に至るまで、地上で唯一口喧嘩でかなわない相手である」と畏怖している。
  • 対談番組『徹子の部屋』にゲストとして招かれた際、自身の早稲田大学卒業式の折にありのままの悪魔の姿で卒業式に出席したため、当然ながら大学職員が制止したが「これは悪魔の正装だ!」「みな明日から社会に旅立つ姿で卒業式に来ている。吾輩が明日から社会に旅立つ姿がこれなのだ!」との発言を繰り返し強硬に押し切ったところ、通りがかった知らない教授に「最近は君のような気骨のある学生が少なくなった」と激励を受け、共に記念写真を撮った、というエピソードを披露している。ちなみに、これについては著書『我は求め訴えたり』でも触れられている。
  • 2006年にフジテレビの「ごきげんよう」にゲスト出演した際、「吾輩はこの夏、クーラーを一度も使っておらぬ。」 「環境問題という敵と、小さく小さく闘っているのだ。」 「自分で出来ることからやるべきなのだ。」 などと、悪魔にもかかわらず律儀に地球環境について考えていることを公表している。
  • 悪魔ちゃん命名騒動が世間を騒がせていた時期に、インタビューで「悪魔は子供が生まれたら『悪魔』と名づけるのか」と訊ねられ、「じゃあ、お前は自分の子供に『人間』と名前をつけるのか」と切り返した。

謎の鳥

日本には謎の鳥がいる。正体はよく分からない。
中国から見れば「カモ」に見える。
米国から見れば「チキン」に見える。
欧州から見れば「アホウドリ」に見える。
日本の有権者には「サギ」だと思われている。
オザワから見れば「オウム」のような存在。
でも鳥自身は「ハト」だと言い張っている。
私はあの鳥は日本の「ガン」だと思う。

笑ったけど笑えない。心底笑えない。

WiMAXは救世主となるか

WiMAXの事はチラチラ耳にしていたが、1日限定使用プランなんてのがあるのは知らなかった。現行は600円だが、500円以下になったら本気で導入したい。思った以上に広域をカバーしているようだし、これは絶対便利だ。

松本人志とジャズの関係

松本人志のやり取りは、かなりジャズのアドリブに似ている。今ある環境を最大限に活かし、予想だにしなかった方角から、理解しやすいフレーズを即座に発する。頭の回転、瞬発力、フレーズの幅がズバ抜けているのだ。ある程度の流れはあるが、出てくるフレーズはどれもがユニーク(独自)で、言い回しを変える事によって更にその幅を広げている。わざとフレーズを反復させたり、倒置的なフレーズが出てくると、尚更ジャズのような雰囲気になってくる。恐らくこれらは、練習したものではなく、普段の生活から何気なく発している内に積み重ねられた技術なのだろう。見習うべき点は多い。

iPhoneでサバイバル

既報だが、ハイチの大地震被災者で、iPhoneを使って生き延び、65時間に救出された人が居るらしい。どうやらネット環境は断絶だったようで、ダウンロードしてあった救急法のアプリでサバイバル情報を得て生き延びたようだ。また、予備バッテリーを持っていた事で、長時間の使用にも耐えられたのだという。

ウェブ上ではWoolley氏について、「救急セットを持っていればよかったのに」と批判した人たちもいたが、同氏はこれについて、「外出するのに救急セットを持って行く人がどれだけいるだろう? iPhoneが便利なのは、それがいつもポケットに入っているという点なのだ」と指摘した。

iPhoneに限った事ではないが、こういった情報を気軽に持ち歩ける環境があるというのは素晴らしい事だ。『もしも』の為に本や手引きを持つのは大変だが、これならばバッテリーさえあれば辞書何冊分のデータでも持ち運ぶことが出来る。こういったものは、全てのモバイル機器に備わっていても良いかもしれない。

ショートと言えば久慈

僕が野球を見始めるようになって、真っ先に好きになったのが阪神の遊撃手、久慈選手だった。その頃はレギュラーではなく、専ら勝ち試合の守備固めとして出場する事が多かったのだが、とにかく守備が上手い。恐ろしく広い守備範囲、流れるような一連の動作。小柄な身体が躍動し、アウトを積み重ねていく姿は、まさしく『守備でメシが食える』選手そのものだった。個人的には、今でも最強のショートは久慈選手だと思っている。

上記の記事を見たとき、ひょっとして…と思いながら読み進めて久慈選手の名前が出てきた時の嬉しさといったら。いや、自分の事ではないのだが、やはり凄い技術を持った選手だったんだと改めて感じさせられた。願わくば、もう一度あの守備を見てみたいものだ。

Youtubeに少しだけファインプレーがあったので紹介してみる。最後の数秒が久慈さん。この試合はテレビで見ていた。オーバーランした選手を見逃さず、サードへ送球。素晴らしい。

男前社長現る

これは男前。見た目と中身の微妙なギャップが素晴らしい。この内容が本当ならば、社員は幸せだろうなあ。何はともあれこの告知、狙っていたのなら完敗、狙っていないのなら惚れる。これくらい言えるようになりたいものだ。

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