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人生初のスタジオ撮影

  • 2014-07-22 (火) 0:30
  • 日常

ずいぶん前、ウチの店でライブをやった時の事。バイオリニストのYちゃん率いるアンサンブル・テオフィールのメンバーから依頼があった。「私たちのプロフィール写真を撮って貰えませんか」と。ええよええよ、あんまり上手くないけどねと返事をしてから1年ちょっと。ついに彼女らの写真を撮る日がやって来た。それも、人生初のスタジオ撮影で。

阪急西宮北口から一駅、阪神高速で下車。徒歩10分くらいの所に、studio EMONさんはあった。炎天下の中、若干ヘロヘロになりながら中へお邪魔する我々。全員着替えと楽器持ちで、実は僕が一番軽装だったりする。

うっかり撮影本番前の写真を撮り忘れていたので、スタジオ公式のtweetから。こちらはA・B・Cの3つのレンタルスタジオがあり、そこを借りると共用スペースでも撮影が出来る。で、この共用スペースにはグランドピアノがあるのだ。平日1時間3,000円台で借りられるスタジオとしては破格の環境。良くぞこんな良い所を探してきたねテオの皆さん。

テオのメンバーが着替えをしている間、管理人さんにお話を伺う。何でこんな安いんですかと尋ねると、「実は運営元がインテリア関係をやっていまして、ここは元々ショールームだったんですよ」との事。色々とモノが揃っており、ショールームだけで使うのは勿体ないとの事でスタジオ兼用になったんだそうだ。面白い経緯だ。

メンバーの着替え完了、ここからは僕も急いて撮影をしなければならない。何せ借りているのは2時間だけ、その中で4人×3パターンの衣装を撮影しなければならないのだ。果たして間に合うのか。外光の入り方に悩みつつ、撮影開始。4人居る所を撮影するのも初めてやしねえ。何もかもが手さぐりだ。

撮り始めてすぐに解ったんだけども、みんな慣れてる。当たり前の様に舞台に立つ彼女ら、カメラの前でも何ら物おじせず、自由にポーズをきめてくれる。元々演奏者ってのは画になりやすいんだけども、特にみんなバリバリのプロなので、立ってるだけでカッコイイのだ。僕はちょこっと指示をして画角を変えるだけ。とても助かった。ノリノリで撮影していたら、結構時間を使ってしまい慌ててスタジオへ移動。

Aスタジオへ入る。真っ白な壁に囲まれ、ソファが置いてあるスタジオだ。正面の壁のサイドからは電球色の照明が焚かれている。ええやんええやん、と思ったんだけども、これが相当に苦戦した。僕の持ってるスピードライトは昼光色、混ざってしまうのだ。最初から置いてあった照明も昼光色で、近づけすぎると変な感じになってしまう。電球色の照明もあったんだけども、焦り過ぎてそこまで気が回らず、結果やや逆光のような状態で撮影する事に。それでも何とか、1人10枚くらいは使える写真が撮れたのでホッとした。

ホントにあっという間に2時間が過ぎてしまい、時間ギリギリで片付け完了。「次の予約まで時間あるから大丈夫ですよ」と笑顔の管理人さん、有難うございました。次はもう1時間増やして、もっと余裕持って色々試したいな。スタジオ、もっと使いこなさねば。

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