Home > 鍛錬 > 落語からのジャズ

落語からのジャズ

  • 2014-06-04 (水) 0:30
  • 鍛錬

店のイベント(寄席)とジャズバーの発表会がバッティングしている事に気が付いたのは昨日の事。そういやそろそろ寄席やったっけ、と思ったら今日でした。20時に寄席が終わって20時から発表会が始まるというハイパーなスケジュール。ママさんに謝って、発表の順番を最後にして貰った。

有難い事に時間より少し早く寄席が終わり、急ぎ身支度をしてジャズバーへ向かう。到着してみたら、あれ、まだ発表会始まってない。聞けば遅刻している参加者の方が他にも居たようで、僕は間に合ったようだ。良かった良かった、と思ったのも束の間。「悪いけど、遅れてる人と順番変わって貰える?」とママさんにに声を掛けられる。表を見ると、僕がトップバッターになっていた。

つい20分前まで、落語聞いてたんですよ僕。大笑いしながら古典聞いてたんです。そんなすぐジャズに頭切り替わりませんって。いつも以上に頭が回らず、雰囲気だけで引き続ける僕。演ったのは『Just In Time』と『Corcovado』。簡単な曲やったからギリギリ何とかなったものの、トップバッター+一般のお客さんに聴かれてる事もあって変な汗をかきまくった。撮影はヴァイオリニストのYちゃん。

今日は発表会の他にも、東京から遊びに来られているピアニストさんが居た。この方のピアノがまた恐ろしく上手く、聴いてるだけで冷や汗が出た。歌心たっぷりのアドリブで、無駄な音も無く、タッチは極めて優しい。僕の出来ない事が全部出来る、お手本のような演奏だった。残念ながら夜行バスがあるとの事で速い時間に帰られてしまったんだけども、是非また聴かせて頂きたい演奏だった。

何とか発表会も無事に終わり、ご飯を頂きつつノンビリした。バタバタの一日だったので、ようやっと落ち着いた感じだ。上記のやたら美味いチーズを頂きつつセッションタイムに突入、折角なのでと『All the Things You Are』に手を出した。メロメロ。コードが出てこず左手メチャクチャ。今日は特に左手がメロメロで、ペダル踏みまくって誤魔化し続けてしまった。猛省。そこへマスターが一言。

「宮澤君はピアニッシモの練習すべきやね、強弱が弱い」

ごもっともです。と言う訳で、次から弱い音を出す練習もやります。ままならんのう。

Home > 鍛錬 > 落語からのジャズ

Search
Feeds
Meta

Return to page top