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思い出の地がまた一つ

  • 2014-03-31 (月) 0:30
  • 日常

セガアリーナ浜大津が閉館する、という噂を耳にしたのは年明けだっただろうか。月末に閉館すると聞いたんだけども、まさか昨日が最終日やったとは。窓から中の様子を伺うと、忙しそうに搬出の作業をされていた。

僕はこの施設の、と言うより浜大津アーカスの誕生に立ち会った一人だった。もう16年も前になるのか。初めて社会というものを知り、多い時で週6日通い、沢山の出会いと別れを繰り返した青春の地。僕の人生において極めて重要な位置を占める施設。だからこそ、その最後に立ち会おうと決めていたのに。痛恨の極みだ。

ここでの話は、それこそ数え上げたらキリがない。店内の様子は大きく様変わりしたけども、景色を見るだけで当時の記憶が一気に蘇る。晩飯代を浮かす為にロッテリアでポテトばっかり食ったり(施設内サービスで1個オマケがついた)、琵琶湖花火大会や正月時の戦場で走り回ったり、琵琶湖を一望出来るテラスから毎夜電話をしたり。バイト仲間にも恵まれ、明け方まで笑いながら仕事してた事もあったっけ。今から思えば、あんな無茶よくやった(許可された)よなと思う事も沢山あった。

浜大津アーカスは明日から工事が始まり、8月中頃に改装された形で再オープンを行うそうだ。恐らくこの長く親しんだ光景も、今日が最後となるだろう。また一つ、僕の思い出の地が無くなっていく。

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