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日本語と英語が入り乱れるパーティー

  • 2013-12-21 (土) 0:30
  • 日常

スイスのお茶人Mさんのお呼ばれで、二日連続忘年会。Mさん、Mさんの奥さんであるHさん、カナダのツアーリストGさん、台湾と日本人のハーフで米国人(!?)のKさん、新潟のMさんが参加。庭師のMさんも来る予定だったんだけれども、残念ながら急遽仕事が入ってしまったそうで。前回は病み上がりでフラフラだったから、今日を楽しみにしてたのに…気の毒に…

今日もお茶人Mさんが腕を振るった料理が山盛り。撮影するのをすっかり忘れていたんだけども、鮭のパテからローストビーフからスイス風のスープからケーキから。これでもかと言わんばかりのゴージャスぶり。朝から仕込んでいたそうで、ホントに何でも出来る人だなと思わされた。

会話は半分が日本語で、半分が英語。お茶人のMさんは日本語が怪しいので英語メイン。6人中5人が日本語ペラペラ、4人が英語ペラペラのカオス空間だ。僕も新潟のMさんもヒアリングはある程度出来るので、ジョークが飛んできても一緒に笑えるから楽しい。「何で日本人はクリスマスになるとケンタッキーに行列を作るんだ、あれはジャンクフードだろ」という指摘に噴く。いやいや、日本人にとってはケンタッキーもピザも御馳走に見えるんですよ、普段食わんから。

話題は大半が海外の話。「最近野菜が高くて…」という話に始まり、「自炊するならアメリカのほうが日本よりずっと安くつく」という話に食いつく僕。ジャガイモなんか数キロ買っても3ドルとかで、フルーツも品数豊富な上に激安。そうか、生産量が違うからアホみたいに安くなるのか。「スーパーの大きさから全然違うよ」とカナダのGさん。成程。

餃子の王将の事件も話題に挙がった。「日本でこんなニュースを見るなんて…」と絶句する外国人勢に、まあ日本にも色々ありましてね、15年くらい前は割と…と言う話をするとビビっていた。いやいや、アメリカと比べたら全然大した事ないですよと笑うと、「私が留学していたミネソタでも滅多に銃の事件なんて無かったから、一度遭った時は大騒ぎになって」と奥さんのHさん。地域によって、そんなに差があるのか。アメリカ、広いなあ…

言語の話。お茶人Mさんは6か国語を操る。それもこれも、スイス国内で公用語が4つあるからなんだそうだけれども、その影響で国営放送もチャンネルを4つ(4言語)に分けてやっているらしい。新聞も言語別。村ごとに違う言語がメインになっていて、200m離れたら別言語。また、お互い地元の言語には相当高いプライドを持っているらしく、違う言語がメインの人と会話すると「あいつの喋りはなってない」等とdisりあいになるんだそうだ。日本じゃ絶対考えられん。

また、スイスと言えばアイスクリームと言う位にアイス好きな人が多いらしく、映画の途中でも『アイス休憩』なる中断時間があるらしい。お茶人Mさんの帰省に付き合った時、奥さんのHさんはファイトシーンの途中で映画が止まって事故が起こったと思ったそうで。そしたらみんな一斉にアイスを食べ始めたとか。カルチャーショック。

和製英語の話。「アルバイト、って何?」と尋ねられて面喰う。いや、アルバイトはアルバイト…と思ったら、これドイツ語だそうだ。じゃあ英語じゃ何て言うんですかと尋ねたら、「parttimer(パートタイマー)」なんだそうで。日本人勢驚愕。パートタイマーって言うたらオバチャンとかがフルタイムで働いてるイメージなんやけども。他にも「マカロン」などが解らなかったそうだ。語源はイタリア。日本、何でもアリやな。

他にも生々しいビザ取得の話や、「日本人は怒ったら凄い怖い」話、水道水が飲めるかどうかの話や東南アジアにおける英語会話の話(お茶人Mさんのモノマネが完璧でバカ受け)等で大笑いした。庭師のMさんが来てたらもっと盛り上がったやろうなあ。次回の開催を楽しみにしています。

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