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屈指の強肩、英智引退

  • 2012-10-05 (金) 0:35
  • 日常


華々しい活躍するスター選手溢れるプロ野球。派手なホームランや豪快な三振、手に汗握る名勝負。そんなプロ野球の中で、僕が一番好きなのは『守備職人』と呼ばれる選手の活躍だ。一番最初に好きになったのは、元阪神の久慈選手。小柄なのに恐ろしく守備範囲が広く、キャッチングから送球までが見事だった。他にも沢山の守備職人と呼ばれる選手は居るが、その中でも外野で強烈なインパクトを放っていた、英智選手。

外野に転がった打球をキャッチし、そこからホームベースまでノーバウンドで投げる史上稀にみる強肩。初めて見た時の衝撃と言ったら。僕が最初に目の当たりにした2004年、ドラゴンズはレフト・英智、センター・アレックス、ライト・福留というバカ肩トリオで、フライが上がってもゴロが飛んでもマトモに進塁する事さえ難しい、まさに鉄壁の外野陣だった。その中でも特に恐ろしかったのが、この英智だった。ここへ打球が飛んだ時点で色々諦めざるを得ないという位の恐るべき守備力。当初、行けると思ったランナーが、一体どれだけ刺された事か。打力以外の全ての面で、英智は超一流だった。

上記の動画は、そんな英智の引退セレモニーの様子なのだが、13分辺りから前代未聞のパフォーマンスが始まる。英智の代名詞とも言える、『強肩』をまざまざと見せつける遠投だ。念の為に書いておくけども、ここはナゴヤドーム、国内屈指の広さを持つドーム球場で、ホームランの数もかなり少ない。コメントでも流れてるけれども、これが引退する選手の肩か。年齢的にもまだ若いし、喜んで手を上げる球団も沢山ある筈だ。惜しい、あまりにも惜しい。もっと活躍を見たかったなあ。

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