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また新たなるB型女性が

  • 2012-03-28 (水) 0:30
  • 日常

どういう訳か、僕の周りにはB型の女性が多い。それも、『振り切れてる』B型女性が。足の甲を縦に割ったのに根性で舞台を成功させたバレエのAちゃんを始め、三十路にして突然按摩師に目覚めたダンサーのAちゃん、脱サラしてダンスとモンハンに全てを捧げるストリートのYちゃん、沖縄旅行で紅型と出会ってそのまま休学した染織のTさん、大阪→カナダ→東京→香港→東京と渡り歩いて新婦の友人代表に僕を指名したアパレル(コスプレ)のAna。いずれ劣らぬツワモノ揃いだ。いや、決してB型は変人ばかりと言っている訳ではない。ただ、僕の周りに居るB型女性が、どういう訳かみんな変人なだけなのだ。

そして今日、新たなる超絶B型女性が僕の前に現れた。元雑貨I社の営業で、今は渡米の資金稼ぎをしているMさん(通称渡米のMさん)だ。最初に会った時には、全くそんな感じはしなかったのに、今机の向かい側に座っている彼女は紛う事無き変人だ。

Mさんの経歴を紹介してみる。大学卒業後、誰でも知ってる国内有数の超絶一流企業に務めるものの、1年で「違う」と自主退社。雑貨販売のI社に転職し、社用車で文字通り全国を走りまわって売りまくるも、アート魂に火がついてアートディレクターやキュレーターを志すようになる。アートやったらニューヨークやろうと渡米を決意、昨年ぐらいに退社して、契約社員をしながら資金を稼ぐ毎日。うん、変わってる。

で、渡米するにあたって何か当てはあるん?と尋ねたら、真顔で「当て?」と答えたMさん。怖くなったので掘り下げてみたら、『向こうに知り合いは居ない』『それどころか英語が喋れない』『語学学校の学生ビザで渡る(仕事は出来ない)』と。それでも「何とかなると思う」と言い切るMさん。「私、将来絶対ビル建てるんですよ」とも。ヤバいこの子本気だ。恐らく潜ってきた修羅場の数が違う、もしくは感覚が麻痺してる。「ニューヨークなんか近所ですよ」という所を見る限り、普通の人なら躊躇するような場面でも、笑いながら足を踏み出せるタイプだ。そこそこの確率で、ホンマにビル建てるぞ。

ところで今日お越し頂いた用件は、「自分でWebサイトを作りたい」というものだったが、ひとしきり説明したら潔く断念、その後は僕とずっと変人話ばっかりしていた。聞けば幼少の頃は親御さんが厳しかったようで、その反動が今になって炸裂しているっぽい。『ゴールデンラッキー』で笑い狂うぐらいなので、Mさんは大分キレてる。二人で笑い過ぎたので、今日はここまで。次回はジャズバーの予定。

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