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ストレス発散に子供と暴れる

何かマダムっぽい変な歌を歌ってた。

税務署を出て、ふと思い立って従兄弟の家へ顔を出した。ここの所、ホントに心休まる暇が無かったので、癒しを求めに行ったのだ。果たしてそこには、学校帰りの4姉弟が居た。驚いている長男をひっくり返し、取り敢えず電気あんま。悶える長男の横で、ニヤニヤしながら爪磨きをしている長女次女。何じゃ、最近の子供は化粧だけでは飽き足らずネイルの手入れまでするんか、けしからん、と言ったら磨かれた。ちょっとツヤが出てウットリ。

絵は次女によるもの。似顔絵らしいが、何故パーマ。

爪磨きの最中に、長女が「今日はどうしたん?」と聞いてきたので、悪い事して税務署行ってきてんと法螺を吹いたら「警察行き」と言われた。ボケを正論で潰すとはやるな。流石姉妹の年長だけはある。その後、ひな祭りセットに飾ってあった綿菓子を、これでもかと勧めてきた。綿菓子なんて、多分中学生以来だ。

前掛けが素敵過ぎる。

生後6か月となった次男。目がパッチリ開くようになって、随分可愛らしさが増した。以前は『大仏』等という有難いようで微妙なあだ名を貰っていたが、随分脱却が計れたように思う。どうやらミルクの時間が来たようで、長女が器用にミルクを用意していたのだが、「はい、私勉強やるからこれやって」と僕に哺乳瓶を押し付けて来た。ちょっと待て、僕は授乳なんて一回もした事無いぞ。仕方無さそうに長女が手本を見せるので真似てみると、「もっと奥まで押し込んで」と。ええ、大丈夫か…と思ったら、向こうから哺乳瓶まるごと行きそうな勢いで咥え込んできた。おおう。そういうものなのか。

お気に入りらしい少女マンガ。

次女は相変わらずアホな事ばかりやっている。次男にカメラを向けると恐ろしい勢いで入り込んでくるし、突然『ひとりロミオとジュリエット』とか、良く解らない危ない遊びを開発し続けている。性格的に、この子が一番僕に似ており、密かに将来が危ぶんでいたりする。次女脱ぎ散らかしたニット帽を被ってみたら、「何かアレみたい」と言われた。アレって何じゃい。「不審者」、僕は次女を投げ飛ばした。あと、「彼女作らへんの?マツコデラックスどかどう?」と聞かれたので、やはり投げ飛ばした。

全力粛清中。

次男が出来た事で末っ子のポジションを奪われ、圧倒的に構って貰えなくなった長男。聞けばちょっと拗ねたりしているらしいので、今日は思う存分相手をする事にした。塾の宿題をやっていたので、間違えたら電気あんま、正解すればご褒美の電気あんまというルールを適用、大いに歓喜の悲鳴をあげ続けてくれた。しかしここで、信じ難いニュースを次女から聞く。

「この子、彼女いんねん」

僕の中で何かが弾けた。小学生の分際で何たる不道徳、何たる大胆不敵。粛清と言う名の全身あんまを敢行。写真を確認し、相手の子が普通に可愛かったので次男をベッドに投げ込んだ。リア充爆発しろという言葉を、まさか従兄弟の、それも小学生の子供にぶつける事になろうとは。ちなみに他の従姉弟の子供には、既に結婚しているのも居たりする。33歳立つ瀬無し。

子供はホントに元気です。

その後、長男がサッカーをやりたいと言ったので駐車場へ。サッカーボールを蹴るのも10数年振りだ。僕は蹴るのがとてもヘタで、必ずトーキックになる。軌道が非常に不安定になり、子供達も拾うのが大変だ。キーパー役になってPK戦もやってみたが、距離が近過ぎて怖かった。そこへテニスラケットを持った長女が現れ、あろう事かすぐ側で壁打ちを始めた。子供の打球でも十二分に恐怖感を味わえる、恐るべきスポーツ、テニス。

結局ストレスどころか体力まで発散してしまい、帰る頃には汗まみれでヘロヘロになっていた。しかし子供と遊ぶのは楽しいのでやめられない。どうせならもうちょっと近所に居てくれれば良いのに。

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