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ケモノ道の思考

  • 2011-02-27 (日) 0:30
  • 日常

僕の思考ルーチンは、多分ちょっと変だ。例えばひっ算で足し算をする時、普通なら一番小さい1の位から足し算をする。だが僕は、一番大きな位から足そうとする傾向がある。同時に一つ下の位を見て、繰り上がりそうな気配があれば先に繰り上がりを行ったりする、そういう怪しい計算の仕方をする。右→左に計算していくより、左→右に計算していく方が、何となく気持ち良いのだ。

方程式や因数分解の時もそうだった。習った方法でいちいち分解・整理して解くのではなく、問題を見た直感から『多分この辺』という数字を選び、しょっぱなからxやyに当てはめて、合わなければそこからxやyの数字をズラして答えを探すなんて事をやっていた。勿論公式は知っていたのだが、こっちのほうが答えが出るのが早いのだ。慣れた頃には一発でx,yともに当て嵌る事が多くなり、浮いた時間で公式を使って再検証、なんてこともよくやっていた。式を書かないと減点される事も多かったので。

何もこれ、数学だけの話じゃない。僕の思考は、どちらかというと通常よりケモノ道のようなルートを辿る事が多いようだ。直感で答えを見つけ、それを後から検証するという奇妙なやり方。今までに得た経験から導き出される『何となく』が、僕の思考を支えている。だもんで、たまにとんでもない部分同士が繋がってスパークしたり混乱したりする事もあったり。逆に回り道をして苦労した事も。

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