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さようなら、11歳のメールアドレス

  • 2010-09-01 (水) 0:45
  • 日常

11年使い続けたメールアドレスが、静かに息を引き取った。

1999年、我が家に初めてのDOS/V機がやってきた。同時にインターネットの存在を知り、A社長などの勧めで地元のプロバイダと契約。以来、ずっと使い続けてきた、このメールアドレス。僕が事務所を構えてからというもの、実家でそれほどネットをする事が無くなり、使用料金も然程安くないという事で他社のプランに乗り換えると兄から連絡があった。今日がその、切り替えの日だったようだ。

「メールアドレスは8文字まで自由に決められるらしいけど、どうする?」と聞かれて、風呂上がりの兄の尻を見て思いついた、実にバカバカしいこのアドレス名。即興の割には語呂が良く、意味も上手くカムフラージュされていて使い勝手は抜群だった(由来を知れば覚えるのも簡単)。思い返せばこのメールアドレスには本当にお世話になったし、忘れられないメールも沢山運んでくれた。最近ではレンタルサーバの障害情報なんかを細々受信するだけだったが、それでも役には立っていた。

今の時代、メールアドレスなんてhotmailやgmail等で簡単に作れる。使い捨てたりする事もあるだろうし、メールアドレス自体に対する思い入れなんて、希薄になってしまってもおかしくない。そう思えば、11年同じアドレスを使い続けるというのは結構凄い事なのかもしれない。今更ながらに、そんな事をちょっと考えた。寂しいが、これでお別れだ。長い間、僕や家族の為に働いてくれて、本当に有難う。

余談だが、僕のgmailアドレスにはこれと同じ8文字がそのまま付いている。出来れば、長く使ってやりたいと思う。

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