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再びビジネス街へ

  • 2010-06-21 (月) 0:30
  • 日常

クールビズで朝から大阪・四ツ橋へ。技術屋のI君からの紹介で、C社の方と一緒にWebサイトの打ち合わせをしに行く事になった。JRの通勤電車に乗るなんて、何時以来のことだろうか。片手に小説、片手に吊り革で小一時間、あっという間に四ツ橋駅へ到着。今日は電車の遅延も無く、余裕がある。

大阪・梅田へは4年ほど通学していた僕だが、梅田以外の地理にはかなり疎い。多少心得があるのは心斎橋と日本橋くらいのもので、後は地名と場所のイメージすら一致しない。『四ツ橋』という名前は聞くが、どんな所なのか。地上へ出てみたら、そこはビジネス街だった。

一瞬仰け反り、さぶいぼが出る。放出での仕事イメージが残っていたので、取引先の会社で打ち合わせと言っても、もっと住宅街の中といった感じの場所かと予想していたのだ。去年の退職後から、僕は所謂オフィスビルと呼ばれる建物に入ったことが無い僕。僕のビジネスモデルからして、当分入る事も入る必要も無いだろうと思っていた場所へ、こんなタイミングで入る事になろうとは。自分でも驚いたのだが、オフィスビルに対して軽い拒絶反応を起こしている。去年まで働いていた職場のイメージが、まだ抜け切っていないようだ。

と、後ろから声をかけられた。C社技術屋のTさんだった。聞けばどうやら今日は4人で会社へお邪魔するらしい。Tさんはネクタイをしていたので、僕も急いでネクタイを取り出す。念の為にとカバンに忍ばせておいて良かった。そこへ税理士事務所のKさんという方が合流。事前に僕に連絡を下さったC社総務部長のTさんは少し遅れるとの事で、3人パーティで目的の会社へ。嗚呼、戻ってきてしまった。ビジネス街へ。

だが、懸念していた抵抗感も時間と共に薄れていく。ビルの8階にあったオフィス内で色んな打ち合わせがスタート。僕はデザイン部分だけの担当なので、聞き手側に回って質問にお答えする、というスタンス。1年振りくらいにBtoBの現場に立ち会ったのだが、第三者的な立場から見ているせいか、以前とは違う不思議な感覚を覚える。営業職に就いたことの無い僕からすれば、この1時間半は学ぶべき点が非常に多かった。

しかしこの日の本番は、ここからだった。

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