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2010-04

ギリギリのギリギリ

直感一発。

昨日急遽発生した依頼を片付ける。本当はゆっくり寝てからピアノ練習をしようと思ったが、そんなヒマは何処にも無い。昼から劇場入りしなければならないからだ。頭を捻って捻って3案作成、印刷して打ち合わせに備える。今日も一切遊びは無いようだ。

誰かが見てるとしか

家を出た瞬間に土砂降りになり、カッパを着て走り出したら陽が差してきた。濡れなかっただけマシかとも思ったが、納得行くかこんな天気。しかも4月も後半と言うのに恐ろしい寒さ。どうなってる177。

いっぱいいっぱい

高い梯子は楽しい。

舞台の本番前日、朝から現場入り。周りのスタッフはみんな舞台慣れしており動きがテキパキしている。素人は僕だけ。心細くて仕方無い。邪魔にならないよう手伝いをし、合間に素材用として写真を撮りまくった。こんな時でしか撮影出来ないものも多いので楽しい。

途中、若い音響のIさんと話が出来る機会があった。音のプロと話をしたのは久しぶりで、機材やケーブルの話で盛り上がった(僕はついていくのに必死だったが)。恐ろしい事にこの現場、キャノンケーブルが一切備わっていないそうだ。その流れで、「ゲネで使いたいんですが、手持ちでゴッパありますか?」と言われ、数秒考えて理解した。ゴッパとはSHURE SM58、超定番のダイナミックマイクだ。先日僕が持ち込んだSHURE SM57の姉妹品である。ゴーナナならありますよ、と答えたが、よく考えたら手持ちのキャノンケーブルが1.5mしかない。僕のゴーナナは出番を迎える事無く帰宅する事になった。

ミーティングで明日の入りが遅くなりますと言われ喜んでいたら、緊急の仕事電話がかかってきた。何だこの奇跡的なタイミングは。ちょうど空いた時間で作業出来そうだが、これで寝貯めは中止。確認したい事もあるので、時間のある内に小一時間ほど事務所に戻らせてもらう事に。現場が近いのが幸いだった。

良いんじゃないでしょうか。

事務所に戻って短時間作業。限られた時間で色んな事を全部済ませてしまう。何だかんだ言いながら、結構気に入るカタチに仕上げる事が出来て満足。メールを送って、すぐ演劇の舞台へ戻る。2つの綱渡りを同時に渡ったのは、これが初めてだ。

まあ何処でも仕事しますよ。

現場に戻って、今度は音源の修正作業。要望のあった部分をカットしたり繋げたりするのだが、メインPCは光学ドライブが死んでいるので、わざわざCR500を持ち込んで一緒に作業。電源確保できる場所がほとんど無く、廊下や階段でPCを立ち上げ作業していた。また、データの移動にはデジカメのSDカードを使用。さながらサバイバルをやっている気分だ。音楽ファイル整理をしていなかった為、何度か混乱。猛省する。

特等席から。

ゲネプロが始まる頃には全ての作業が終わっていたが、流石に身体はボロボロだった。幾つか判断ミスをして、無駄が出てしまった事が悔やまれる。劇自体は順調に仕上がっているようなので何よりだった。後は明日の本番を迎えるだけだ。出来る事は全部やった。

思えば遠くへ来たもんだ

絵心のある人が羨ましい。

按摩師のKさんとIさん来訪。オープンまでのスケジュールが確定したので、詰めの作業に入った。こういった立ち上げに最初から関わったのは初めてだ。しかも自分の作ったものが掲げられるなんて、生まれてこの方想像だにしなかった。緊張と同時に興奮する。思えば遠くへ来たもんだ。

KさんはPCに造詣が深く、専門的な話題を振ってもスパッと打ち返してくるので楽しい。逆にIさんは、ほとんどPCを触ったことが無いらしく、変わった技術を見せる度「おおおぉ…」と唸ってくれて、こちらも楽しい。空いているPCを貸してみたら、タッチパッドとペイントだけという劣悪な環境で器用に絵を描いてくれ、逆にKさんが唸っていた。良い凸凹コンビだ。

最近やたらと壊れてばっかり

ここの所仕事の話ばかり書いていてつまらないが、実際仕事しかしていないので仕方無い。そんな中、今日は仕事以外の出来事を日記に出来そうだ。何があったかと言うと、土砂降りに祟られてズブ濡れになった。最低だ。

雨の日は当然雨合羽を着て原チャに乗るのだが、どうやらこの雨合羽に穴が空いたらしく、左腕が袖からズブ濡れ。科学繊維関係で働いていた父が貰ってきた高性能雨合羽だったのだが、穴が空いては意味を成さない。まあ補修すれば使えるとは思うのだが、今日の所はどうしたものか。舞台パンフの印刷に出たいのに、陸の孤島状態だ。

狩りの時間

帰り道、3台パトカーを見かけた。それぞれ原チャ、車、原チャを捕まえていた。恐らくスピード違反だろうが、3台も立て続けに見たのはこれが初めてだ。それもこんな深夜に。春の交通安全運動は終わった筈なのに、一体何があった。走るのが怖くなるではないか。

最後の山が現れた

今週最後の山が登場。ただ、事前に準備をしっかりしておいた為に、一番楽に乗り越えられそうだ。いつもこうならば苦労しないのだが、あまり早くに作業をし始めると、仕様変更で死ぬ事にもなりかねない。結構難しい所だ。本当はもっと汎用性の高い体系を作ってしまえば楽なのだが、生憎その時間が無い。それにしても今月の仕事量は何事だ。何処かのタイミングで山に篭りたい。あとピアノ触りたい。

現場で光学ドライブが死んだ

舞台用のパンフ製作大詰め。役者のTさんからもらった資料を元にコツコツ作り、合間を見計らって音源も作成する。連荘で集中力の要る仕事をやると消費が激しい。時間が無いので頑張るしかないのだが。時間内に何とかカタチに持っていった。

18時から稽古場にて録音。久々にSHURE SM57が大活躍、程無く録音は完了したのだが、ここで全く想定していないトラブルが発生した。PCの、光学ドライブが死んだのだ。どうやら書き込みだけが死んだ(レーザー照射部分?)ようで、出来上がったCD-Rが再生出来ない。勿論この場に替えなどある筈も無く、音響さんに音源を渡す事が出来なかった。嗚呼、本当に申し訳無い事を。また出費が嵩むのか。

さようなら爆音仕様

こんな小さい部品のせいで。

朝からバイク屋に原チャを持ち込んで、例の爆音を修理してもらった。てっきりマフラーに穴が空いたと思っていたのだが、ガスケットという部品が消耗して、そこから音が漏れていたそうだ。

驚いたのは、僕が症状を伝えただけで原因を特定し、5分ほどで修理してしまったバイク屋さんの技術力だった。分解もせずに一発で患部を探し出すとは…素人から見れば神業に見える。が、よくよく考えてみれば僕もPC修理で似たような事をやっていた。解ってしまえばそんなものなのかもしれない。

このガスケットという部品、昔は石綿で作られていたそうだ。石綿と聞けば発がん性物質、と悪いイメージしか思い浮かばないが、実際はかなり優れた素材で、これに並ぶ性能を持つ素材は今の所存在しないらしい(均一に消耗していくから長持ちする)。「僕らなんか石綿吸いまくって仕事してましたからねえ」と少し暗い笑顔のバイク屋さん。何と声を掛ければ良いのか。

何にせよ、これで爆音から開放された。威嚇と勘違いして道を譲られたり、遠くからでもこっちを振り返られたり、住宅街に音が反響しまくったり(これはシャレになってなかった)、もうずっと平身低頭で走行していた日々とはおさらばだ。元々かなり音の小さいバイクだったので、その差が恐ろしいほど体感出来る。普通である事がこれ程幸せだとは思わなかった。

世界一強いお父さん

この記事の3つ目の話、『世界一強いお父さん』の記事で鳥肌が立った。上記の映像を見てから、是非記事をご覧頂きたい。『やれは出来る』の究極とも言える姿だと思う。カッコ良過ぎるわオヤジさん。これからも頑張れ、Team Hoyt

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