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解放

  • 2010-04-25 (日) 0:30
  • 日常

舞台公演2日目。現場入りは11時だが、それまでにどうしても片付けたい仕事があったので朝から頑張った。間に合わなかった。嗚呼、打ち上げに行けなくなるかもしれないなと思いつつ現場へ。無理に急いでいい加減な仕事をする訳にもいかないし、致し方無い。

入り過ぎて結構焦った。

程無く公演時間。今日は昼の部と夜の部(千秋楽)があり、昼のほうが客入りが悪いと言う話だったが、開けてみれば空席はほとんど無し。夜の千秋楽は危うく桟敷席を作らなければいけないくらい満席になり、公演全体を通して見ても上々の客入りだった。

本番中は昨日と同じくホールの外で待機していたのだが、廊下の電気を消すため、辺りはかなり薄暗い。1時間ちょっとの公演中、役者さんの声だけを聞きながら静かに座っていた。そう言えばここの所、こんな静かで落ち着く環境で一人になった事無かったなあ。今月はゆっくり物事を考えられる余裕なんか無かったから、この時間帯は本当に有意義だった。

昼と夜の間、休憩時間が1時間出来たので、これはいけると事務所へ戻って仕事を再開。データチェックを済ませて、何とか印刷所にデータを送る事が出来た。これで打ち上げに参加出来る、万歳。時間ぴったりに現場へ戻って、場内整理、のち再び有意義な時間。

18時半、千秋楽終了。最後の舞台はセリフの記憶が危うかったり何やりと大変だったようだが、帰っていくお客さんの顔はみんな満足そうだった。長い間みんなで頑張ったこの舞台も、これで大団円。無事に全てが終わって本当に良かった。

バラし(撤収作業)は5人ほど協力者が現れたので、恐ろしい速さで完了。打ち上げまで時間があるので、差し入れと日本酒(!)で乾杯、一人ずつ感想を述べた。僕は今回、活動にあまり深く関わることが出来なかったのだが、みんなに快く受け入れて貰えて幸せだった。それと、役者のNちゃんに携帯の赤外線通信のやり方を教わったのは大きかった。PCばっか扱ってる人間は携帯に疎いという言い訳に、音響のAさんがウンウン頷いてたのが面白かった。

21時より打ち上げ。久々バカ話全開。ここに来て一気に新密度が増し、何故だか恋愛話でヒートアップ。と言っても、下は20代から上は50代。会話の噛み合わなさが最高に面白い。いやー、舞台関係者の恋愛はハンパ無く特殊だわ。余所では絶対聞かないような話がバンバン飛び交って、涙が出るほど笑った。

舞台のほうも、仕事のほうも、これでようやく一段落。明日はしっかり寝られるし、久々の休養になりそうだ。舞台でお世話になった皆さん、どうせこの業界は狭いんだし、また色んな舞台でお会いしましょう。有難うございました。

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