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土砂降りシミュレーター

  • 2009-10-02 (金) 0:30
  • 教習

土砂降り。

教習7日目。今日も雨。と言うより土砂降りだ。流石にこれでコースに出るのは躊躇われるというレベルだったのだが、今日はシミュレーターによる教習なので安心だ。受付で予約確認をしていざ教習、あれ、表示がおかしい。すいませんこれ何ですか。

「時間、間違われてますよ、教習は1時間後ですね」

待合所で配布されていたLapinでカタログを読みながら涙を堪えた。悔しくなってビデオ上映されていた筆記検定の練習問題に真剣に答えたりもした(悲しい事に全問正解)。

1時間後、教習開始。シミュレーターは三菱が開発したRS-6000というシロモノで、音以外は結構出来が良い。今日は急制動における前後ブレーキ配分についての教習だったのだが、ちゃんと物理演算して動いているようで、ギア、ブレーキ制動距離、ブレーキ配分、タイムなどがキッチリ計測されていた。

ご存知の方も居られると思うが、単車というのは、右手で前ブレーキを、右足で後ブレーキを担当する。実は様々な場面で前後の使い分けが必要となり、ヘタに使うと転倒やスリップの原因にもなる。まだ死にたくは無いので、かなり真剣に教習を受けた。

この教習を通じて感じたのは、何時の間にか僕は感覚で単車を操作しているという事実だった。勿論目で見る情報も大切だが、それと同じ以上にエンジン音や風、身体への荷重で判断をしている節がある。実写教習では急制動は完璧なのに、シミュレーターでは悉くオーバーランしたからだ。恐らく原チャの経験が長い為に起こった現象だとは思うが、ちゃんと考えて運転する部分も持たないと、いざと言う時に困る事になりそうだ。

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